あるいは 迷った 困った

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そもそも株って何なんだろうか?

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さて、本ブログの収益を全て投資へと回してみようとしているわけですが、何も勉強せずにいきなりやってみるほど僕も馬鹿ではありません。

というか、馬鹿なので株取引について何となく知ってはいてもよく分かっていない所が多かったり、そもそもどうやって始めたら良いのかすら分かっていません。

・・って、それじゃあダメじゃん!

というわけで、まずは株とは何かという基本的な所から勉強してみました。

そこから得た理解をアウトプットしようというのが本記事の趣旨となります。

とはいえ、株とは何かという説明はもっと詳しいサイトや書籍に溢れかえっているので僕が改めて説明するようなことではないのではないかとも思っています。

なので本記事では、株とは何かと勉強したことそのもではなく、あくまでもそこから得た僕自身の理解をアウトプットしたいと思います。

本質から外れていたり、正確ではなかったりする部分もあるかもしれませんが、こういうことでは自分なりの理解を得ることも大事だと僕は思っていて、だからこそこういう理解もあるのだとアウトプットしてみたくなったわけですね。

たぶん何事においても「それじゃあダメじゃん!」で終わってしまう人が多くて、自分自身にもそういう所があるのですが、本記事が「それじゃあダメじゃん!」から踏み出す一歩目になってくれたら嬉しいです。

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1.株と預金の違いとは?

株のことをリスクがあるけどリターンも大きい預金のようなものと捉えている人は多いのではないでしょうか?

しかし、株とは何かと勉強した人なら「それは違う」と言われるのではないかと思います。株とは投資であって、自分の資産を金融機関に預ける預金と、将来の利益のための活動である投資は明らかに別物ですからね。例えば習い事だって将来の自分の価値を高めるための投資なわけですけど、そう言えば預金とは全くの別物だということが分かりやすいのではないでしょうか?

とはいえ、株取引に興味を持つような人の多くは自分の資産を預金以上の高利率で運用するために活用したいと考えている人が大半なのではないかと思います。そういう意味ではリスクがあるけどリターンも大きい預金のようなものと捉えても満更間違いでは無いと僕は思っています。

しかし、日本人は堅実な人が多い上に、学校でもちゃんと投資について教えてはくれません。むしろ投資とはギャンブル的なものであるという認識を植え付けられ、真面目な人ほど敬遠してしまっているようなところもあるのではないかと思います。そして、その原因は、株取引のことをリスクがあるけどリターンも大きい預金のようなものだけ捉えてしまっている人が多いからなのではないかと思います。

リスクの大きな預金。

それは確かにギャンブルです。(笑)

ですが株取引は「リスクの大きな預金」ではなく、あくまえも「リスクの大きな預金のようなもの」であって本質は別にあります。

リスクがあるけどリターンも大きい預金のようなものという理解に間違いはなく、その想定で興味を持つ分には問題ないと思うのですが、それだけの理解だとギャンブル的になってしまう。だからリスクがあるけどリターンも大きい預金のようなものとして株取引に手を出すにしても、本質的な部分はもう少しちゃんと理解しておかなければいけないのではないかと思っています。

というわけで、続いては株の本質的なところの説明となります。

2.株とはギャンブルではない

さて、繰り返しリスクという言葉を使いましたが、そもそも一体何がリスクになるのでしょうか?

このリスクが何なのかを理解していない内は、株取引に限らず投資活動は全てギャンブルと同義になってしまうため、まずはここを正しく理解しておく必要があると考えます。

投資は預金と違って元本割れする可能性があることをリスクと捉えている人が多いのではないかと思いますが、もっと根本的に考えてみましょう。

将来の利益のための活動であるのが投資であると前述しましたが、この利益という所がポイントとなります。利益という言葉からはプラスな印象を受けがちですが、実際のところ利益にはプラスの利益マイナスの利益が存在します。

つまり、将来の利益がマイナスに転じる可能性こそが投資におけるリスクとなるわけですね。

ところで利益とはもっと俗な言い方をすれば儲けや収入のこととなります。つまり、余程の無茶をしない限りは堅実にプラスに転じていけるもの・・というか、そうなってもらわないと困るものということになります。

働いたらお給料が支払われる。これは現代日本において最も堅実な利益でしょう。

起業して商売を始める。これは商売が軌道に乗らずマイナスの利益が発生してしまう可能性があるものの、これだって綿密にプラスの利益を見込んだ上で起業するのが普通ですし、その計画が無ければ金融機関だって企業のための融資をしてくれませんよね。

ではギャンブルはどうか?

ギャンブルとは必ず胴元が儲かるように確率計算された商売であり、そうでなくても結果を見通すことができない不確実性があります。そういう意味ではある程度のプラスの利益を見込んだ商売とは全く性質が異なります。

最後に株取引の話に戻ると、実は株取引で見通せる利益は「起業して商売を始める」に通じる部分があるのではないかと思います。その理由の詳細は後述するとして、そう考えると株取引とはそもそもギャンブルではないということになります。

しかし、中には自分が投資した企業がどのようなものなのかとか、景気の動向のことをよく考えずに何となくで投資する人も少なくないのではないかと思います。

少しは見通せるかもしれないものを見通そうとしない。そういう精神で株取引に手を出すと、株取引はギャンブル的になるのかもしれませんね。

3.株の所有者になるということは、企業の持ち主になるということ

最後に、株取引で見通せる利益は「起業して商売を始める」に通じる部分があるのではないかと前述しましたが、それは一体どういう意味なのか?

株の所有者は自らで商売しているわけではありません。しかし、その商売に対して価値を見出して出資する仕組みこそが株取引となります。

そして企業に出資するということは、株の所有者というのはある意味企業の持ち主になることと言い換えることができます。その証拠に、株の所有者の影響は企業の経営に無関係ではありませんし、企業活動で得た利益の一部を企業は配当や株主優待という形で還元してくれます。

もちろん、そういったものは企業の業績が悪くなれば減少します。つまり、株の価値というのは企業の業績に左右されるわけですね。(正確には社会動向などもっと色々なものに左右されますが)

そこを理解すれば、株取引とはギャンブルでは無いという部分の理解がより深まるのではないでしょうか?