漫画・ラノベ
// 『鬼滅の刃』が大変な社会現象になっています。2019年のアニメ化の際にも一気に人気が爆発したという印象を受けましたが、劇場版である『無限列車編』の興行収入がとてつもない短期間で300億円を突破し、もはや普段は漫画やアニメに縁も興味も無い人です…
// 子供の頃マジックが好きでした。目の前にある不思議な現象にワクワクしたもので、マジックを見た時の感想を一言でいえば「まるで魔法のようだ」というものに集約されるのではないかと思います。 そんな魔法のようなマジックを、多くの場合は魔法が存在す…
// 文庫版『ガンバ!Fly high』もついに最終巻! 1巻が出た頃、東京オリンピック(当時の予定)に完結を合わせてくるのかと思っていましたが、閉幕してしばらくたった時期になりましたね。 予想は盛大に外れました。(笑) しかし、偶然か故意かは分かりませ…
// 『今日もカレーですか?』って問いかけられるほどではないけど僕はカレーが大好物です。(笑) だから美味しそうにカレーを食べる女の子が可愛い表紙に釣られてついつい本作品を購読してみました。表紙買いって、外食に例えると匂いに釣られるようなもの…
// 『トニカクカワイイ』は『ハヤテのごとく!』で有名な畑健二郎先生の最新作・・と言っても現時点で既に二桁巻も刊行していてアニメ化もされた人気作ですね。 前作『ハヤテのごとく!』がラブコメ作品にして50巻オーバーの大作だったので、十数冊程度なら…
// 『ガンバ!Fly high』は、逆上がりもできない運動音痴な少年が自分にも何か誇れるものが欲しいと、何もないところからオリンピックで金メダルが取りたいと体操を始める物語の漫画でした。 繰り返しますが何もないところから始まります。 今でこそ鉄棒の天…
// 意味がわかると怖い話って昔から怖い話の定番の一つです。 「あれ、その話のどこが怖いの?」 「で、そのオチはどこにあるの?」 そんな風に思わせておいて、実はよくよく考えると・・「ひぇ~!」って話のことですね。 そういう話には、あえて本当のオチ…
// 週刊少年ジャンプ系の作品。とりわけバトル系の作品には必ずと言って良いほど師匠ポジのキャラクターが登場しますよね。 代表的な所だと『ドラゴンボール』の亀仙人や『幽遊白書』の幻海。最近再アニメ化された『ダイの大冒険』のアバンや、映画化や続編…
『金色のガッシュ!!』に登場するコルルというキャラクターは、たった数話しか登場しないにも関わらず物語の骨子を支える重要なキャラクターとなります。 そんなコルルというキャラクターについてとことん語ります。
// 『味噌汁でカンパイ!』もついに10巻目。二桁の大台に突入しました。 作者の笹乃さい先生もそのことを感慨深いとおっしゃっていますが、ファンとしては当然の結果なのではないかと思います。 知名度こそあまり高くない作品ですが、とても素敵な作品である…
// 最初はド素人の主人公が五輪の金メダリストを目指して体操を始めるという『ガンバ!Fly high』ですが、その五輪の最終選考会もいよいよ大詰め。真田、内田、そして藤巻駿がそれぞれ最も得意とする競技では新技を披露して幕を閉じます。 しかし、クライマッ…
// ファンタジーにおける冒険の終わり。しかし、往々にして終わりとは次の始まりに繋がるもので、『葬送のフリーレン』とはその次の始まりを描いた作品なのだと思います。 ゲームではクリア後の冒険が定番になりつつありますが、あれは次の始まりではなくあ…
// 『結婚するって、本当ですか?』と問いかけるようなタイトルの漫画ですが、たぶん最初に結婚しようと言った本人すらそう問いかけたいと思ってしまうような結婚のキッカケに驚くような漫画だと感じました。 ? // 結婚の前段階の恋愛すらすっ飛ばして、ただ…
// 最年少でタイトルを獲得し、立て続けに二冠になった藤井聡太先生の効果で盛り上がる将棋の世界ですが、フィクションの世界でも定期的に将棋をテーマにした作品は生まれ続けています。 とりわけ、近年では女性の将棋指しをテーマにした作品が増えてきたよ…
// 魔界の扉編がエンディングを迎え、いよいよ『幽遊白書』という作品そのもののクライマックスである魔界編が始まります。 あれだけ苦労して魔界の扉が開くのを阻止しようとしていたのに、意外と簡単に魔界を行き来する展開になるわけなのですが、何事にも…
// 『走れ!川田くん』は、運動音痴な上に成績も悪く、人間関係において要領が良いわけでもないという、良いとこ無しな主人公が校内マラソン大会で長距離走の才能に開花するところから始まるマラソン漫画です。 マラソン競技は絵的に地味になりそうなものな…
// 『ガンバ!Fly high』において重要なウエイトを占める「楽しい体操」というキーワードがあります。 楽し気で個性的な演技で観客を沸かせる平成学園の体操の根源にはやっぱりアンドレアノフコーチの指導があります。 これまでの藤巻駿たちの「楽しい体操」…
// 仲島君によるいじめ成分は少な目ですが、それでも狂気は増しているように感じれれる『いじめるヤバイ奴』という漫画は本当にヤバイです。 最初は、正直こんなに続いていく漫画になるとは思っていませんでした。いくら興味深くても、あまりにも狂気的です…
本記事は将棋ラノベの名作である『りゅうおうのおしごと!』の魅力を、ネタバレ含む感想を交えて全力でオススメするレビュー記事となります。 JS研まみれの閑話休題な13巻目となります。
// AIの進化が著しくその真価が問われる時代に突入しつつあり、シンギュラリティ(技術的特異点)という言葉を耳にする機会も増えてきた昨今ですが、それだけにAIをテーマに据えたフィクション作品も増えてきたように感じられます。 『iメンター』もそういっ…
// 魔界の扉編も佳境に差し掛かってきた『幽遊白書』の10巻です。 次作である『HUNTER×HUNTER』を彷彿とさせるようなトリッキーな能力も魅力ですが、ラスボスの仙水忍はやっぱり王道的な少年漫画のバトルを見せてくれます。とはいえ、多重人格という特殊なメ…
// 昔から一定の人気があるいわゆる男の娘というキャラクター属性があります。通常男にはほぼ存在しないはずの女性的な可愛らしさを前面に押し出した属性ですが、こういったキャラクターは存在しないものを持っているからこそ魅力的に感じられるのかもしれま…
// 『ガンバ!Fly high』において一番印象深いチームが平成学園男子体操部であることに異論がある人は少ないと思います。序盤、ほとんどのエピソードで平成学園男子体操部というチームが主人公になっていましたからね。 しかし、アジア大会の選考会では初めて…
ヒカルは少年漫画の主人公としては負けることの多い主人公です。格上相手にも良い勝負はしても結果的には敗北することはほとんどで、格好良く勝利を収めているシーンでは単純にその時点でヒカルよりも格下になっているだけだったりします。 とりわけ『ヒカル…
// 飯テロにならないグルメ漫画である『桐谷さん ちょっそれ食うんすか!?』の9巻目。 9巻には目立って「コレは凄い」と思わされるほどの雑食は登場しませんが・・というかそう感じてしまうこと自体が麻痺しているのかもしれませんが、この一冊の目玉というの…
// 大人っぽくなった常世が表紙の『昭和オトメ御伽話』の最終巻ですが、痛い時間がかなりのスピードで経過していきます。 1巻で要約された「これは俺と彼女が死ぬまでの痛くて甘い御伽話」という捉えようによってはバッドエンドを彷彿とさせるようなフレーズ…
// 『焼きたて!!ジャパン~超現実~』が書店に並んでいるのを見かけた時、一瞬かつて週刊少年サンデーで連載されていた『焼きたて!!ジャパン』が表紙を変えて再版されているのかと思いましたが、どうやらLINE漫画上で連載されている完全なスピンオフ作品のよ…
// 憂鬱そうな仙水忍の表情が印象的な『幽遊白書』の文庫版9巻目。戸愚呂弟と並んで『幽遊白書』のラスボス二大巨頭って感じですが、どちらもどこか哀し気だったり儚げだったりする部分があるのに共通点がありますよね。 これは他の著作も含めて冨樫義博先生…
フィクション作品において、殊更2次元作品においては母親という属性のキャラクターがメインで活躍することはほとんどありません。何でなんだろうと考えてみれば、やっぱりフィクション作品で描かれるのは未来に向けての話であって、そこに親子関係が描かれ…
// アニメ、漫画、ライトノベルに登場するいわゆる二次元のキャラクターの中には現実にはあり得ないような能力や個性を持っていたりと、多かれ少なかれ浮世離れしたところがあります。 しかし、そんな彼らにも当然年齢は存在します。(不詳の場合もあります…