あるいは 迷った 困った

漫画、ラノベ、映画、アニメ、囲碁など、好きなものを紹介する雑記ブログです。

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『壁ドン!(1)』確かにボルダリングって壁ドンだわって漫画の感想(ネタバレ注意)

// 『壁ドン!』とはいったい何の漫画でしょうか? 壁ドンには色々意味がありますからね。 真っ先に思い浮かぶのは、壁の薄いアパートなんかで騒音をまき散らす隣人を諫めるために壁を叩く行為のことで、比較的近年になってからは男性が女性を壁際に迫る行為…

『金色のガッシュ!!(7)』平成最高の激熱バディもの漫画の感想(ネタバレ注意)

// ついにウマゴンが活躍する7巻です。(前巻のレビューはこちら) 非常に厳しい1000年前の魔物との戦いの中で、ついにウマゴンが人間のパートナーを見つけて戦えるようになったり、リィエン・ウォンレイペアも戦いに駆け付けたりと、いよいよメイン級キャラ…

『水曜日のトリップランチ(1)』美味しい時間が素敵な漫画の感想(ネタバレ注意)

// 最近は本当にグルメ漫画が多いですよね~ とはいえ、『水曜日のトリップランチ』は他のグルメ漫画とはまた少し毛色が違っているのではないかと思います。 多くのグルメ漫画は単純に美味な食べ物や変わった食べ物、実在のものをモデルとした飲食店にスポッ…

『金色のガッシュ!!(6)』平成最高の激熱バディもの漫画の感想(ネタバレ注意)

// いよいよ石板編。1000年前の魔物との戦いが始まる6巻です。(前巻のレビューはこちら) 以前から少しずつ伏線が貼られていた1000年前の魔物の王様を巡る戦いで石板に閉じ込められてしまっていた魔物たちとの戦いが、今巻でいよいよ始まります。 『金色の…

『丹沢すだちが此処にイル!(2)』傘の人が友達になる2巻の感想です!(ネタバレ注意)

// 『丹沢すだちが此処にイル!』とは、「先生、トイレ」が言えないほどのアガリ症だけどラップでなら伝えられる女の子。 コミュ障系にわかラッパー丹沢すだちが可愛らしい漫画です。 1巻でのそのコミュ障っぷりは相当重度なものでしたが、十文字君と仲良く…

『金色のガッシュ!!(5)』平成最高の激熱バディもの漫画の感想(ネタバレ注意)

// ガッシュの成長が感動的な5巻です。(前巻のレビューはこちら) 今までも清麿・ガッシュペアはやさしい王様を目指して奮闘していましたが、グスタフ・バリーペアやナゾナゾ博士・キッドペアといった強敵を前に明確に成長を望むようになってきます。 ガッ…

『映写室のわかばさん(1)』古き良き文化の担い手が描かれた漫画の感想(ネタバレ注意)

// 現代の映画館では大方の予想通りデジタルが主流だそうで、フィルム上映をしている映画館なんてのは日本国内にほとんど存在しないそうですね。 僕も映画好きですが、フィルム上映の映画なんて恐らく観たこともありません。 それでも映画館といえば、客席の…

『金色のガッシュ!!(4)』平成最高の激熱バディもの漫画の感想(ネタバレ注意)

// ガッシュに似た名前の魔物の名前が明らかになる4巻です。(前巻のレビューはこちら) 『金色のガッシュ!!』に登場する魔物たちも、序盤に登場した子悪党じみたのは減ってきましたね。 アポロ・ロップスペアやゴルドー・ダニーペアなんかは、敗退してしま…

『TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには(1)』何故強いのか分からない男の強さに迫る漫画の感想(ネタバレ注意)

// 『TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには』は、コンビニバイトでフリーターをしながら美大を目指す浪人生である川端強が、その凡庸で弱そうな外見とは裏腹に、どんな達人が挑んでも勝つことができない強さを誇っているけど、なんでそんなに強いのかは分から…

『金色のガッシュ!!(3)』平成最高の激熱バディもの漫画の感想(ネタバレ注意)

// ガッシュに似た魔物が登場する3巻です。(前巻のレビューはこちら) もう何度も『金色のガッシュ!!』という作品を読んだことがあって、今回レビュー記事を書くにあたって読み直しているという立場の僕が、この3巻に対して抱いた印象は大きな伏線が張り巡…

『妻、小学生になる。(1)』タイトル通りの純愛漫画の感想(ネタバレ注意)

// 『妻、小学生になる。』は、亡くなった妻が転生した後、小学生になってから前世の記憶を取り戻して夫と娘の元に現れるという物語です。 こういう知人が別人になって現れる系の作品もまた珍しくはあるものの時たま見かける一ジャンルになっていますよね。 …

『金色のガッシュ!!(2)』平成最高の激熱バディもの漫画の感想(ネタバレ注意)

// ガッシュの仲間たちが続々と登場する2巻です。(前巻のレビューはこちら) 序盤はガッシュが記憶喪失だったこともあり、『金色のガッシュ!!』がどういう作品なのかということ自体が謎に包まれていましたが、1巻の最後まででストーリーの根本が見え始めて…

『天空の城ラピュタ』ファンなら訪れるべき素敵で楽しい友ヶ島の魅力!

// みなさん、こんにちは! 出不精なのにちょっと旅行してきたあるいはと申します。 どこに行ったかといえば和歌山県の友ヶ島。 いわずと知れたジブリの名作アニメ『天空の城ラピュタ』の世界観を彷彿とさせるような砲台跡が印象的な観光地ですね。 ラピュタ…

『金色のガッシュ!!(1)』平成最高の激熱バディもの漫画の感想(ネタバレ注意)

// バトル漫画といえば、やっぱり少年週刊ジャンプのイメージが強いですが、その他の漫画雑誌にも名作バトル漫画は数多く存在します。 『金色のガッシュ!!』もまさにそんなバトル漫画のひとつです。 とりわけバディもの作品の中では平成最高の漫画作品だった…

『幸せカナコの殺し屋生活(1)』凄くライトな殺し屋漫画の感想(ネタバレ注意)

殺し屋が登場するフィクション作品は数多いですが、こんなにライトな殺し屋が主人公を張っている作品は『幸せカナコの殺し屋生活』くらいなのではないでしょうか? ブラック企業から退職しての転職先のホワイト企業がまさかの殺し屋さんって展開は、なかなか…

『フルーツバスケット(23)』全編アニメ化記念に全巻レビューします

// 未来へと踏み出す最終巻の感想です。(前巻のレビューはこちら) 十二支の呪いに縛られた草摩一族を描いた『フルーツバスケット』という作品もこれで最後です。 前巻までで十二支の呪いは完全に解けて、クライマックスの最終巻では新たな一歩というか、「…

『透明の君(2)』2巻でちょっと化けた漫画の感想(ネタバレ注意)

// 『透明の君』の1巻を読んだ時、正直なところ微妙な感想を持っていました。 面白くはあるけど、後半の超展開を読んだ瞬間にちょっと萎えてしまったところがあったのですよ。 なのでレビュー記事だって書こうとしていませんでした。 あの展開の後、一体どう…

『フルーツバスケット(22)』全編アニメ化記念に全巻レビューします

// 十二支の呪いが完全に解ける22巻の感想です。(前巻のレビューはこちら) いよいよクライマックスが近づいてきました。 『フルーツバスケット』という作品の根幹である十二支の呪いが、ついに全て解けました。 夾が幽閉される予定だった離れが取り壊され…

『MoMo -the blood taker-(1)』作風はガラリと変わったけど魅力的な漫画の感想(ネタバレ注意)

// 杉戸アキラ先生といえば『ボクガール』を描かれている漫画家さんですね。 僕は序盤しか読んだことが無いのですが、女性的な男子が体まで本当に女性になってしまうというSF要素のあるちょっと変わったラブコメという印象でした。 対して最新作の『MoMo -…

『フルーツバスケット(21)』全編アニメ化記念に全巻レビューします

// 慊人の変化が気になる21巻です。(前巻のレビューはこちら) 夾による罪の意識の告白。そして本田透への拒絶から始まる21巻ですが、『フルールバスケット』という作品においても重要そうな様々な変化が一気に起き始めるイメージの内容になっています。 こ…

『響け!ユーフォニアム 決意の最終楽章(上)』劇場版公開に合わせて待望の新刊発売!(感想とネタバレ)

// 前巻から約2年。 待ちに待った『響け!ユーフォニアム』の最新巻が劇場版『誓いのフィナーレ』の公開に合わせて発売しました! 実は、『響け!ユーフォニアム』のファーストシリーズを読んだ時は、面白いとは思うもののそこまで熱狂するほどではないとい…

『フルーツバスケット(20)』全編アニメ化記念に全巻レビューします

// 十二支の呪いが解け始める20巻です。(前巻のレビューはこちら) 『フルーツバスケット』は全23巻の漫画です。 そう考えると20巻代に突入したことで、いよいよ終盤という感じになってきましたね。 そして、内容的にも佳境に差し掛かっています。 ついに気…

王銘琬先生の書いた囲碁ルールの本が面白い!

みなさんこんにちは! 弱いくせに囲碁が大好き。あるいはと申します。 長かった2019年のゴールデンウィーク。 実家に帰省中、暇な時間には直前に発売されていた王銘琬先生の『こんなに面白い世界の囲碁ルール』を読んでいました。 // 囲碁の本といえば定石に…

『フルーツバスケット(19)』全編アニメ化記念に全巻レビューします

// 本田透と夾が急接近する19巻です。(前巻のレビューはこちら) かなり前から夾に気があることは明らかだったのに、お母さん一筋(?)という感じで今まで恋愛的な意味での感情を表に見せることが少なかった本田透でしたが、今巻くらいからその辺を大きく…

『汝、隣人を×せよ。(2)』意外と殺益申請のバリエーションが豊かな漫画の感想(ネタバレ注意)

// 『汝、隣人を×せよ。』は一生一殺法というちょっと変わった法律のある世界を描いた作品です。 1巻の発売時にはレビュー記事というよりも、この一生一殺法に対する考察を書いてみましたが、今回は普通にレビュー記事を書いてみようと思っています。 とはい…

『昭和オトメ御伽話(2)』仁太郎の変化の理由が明らかになる2巻の感想(ネタバレ注意)

// 前作『大正処女御伽話』に比べてどこかダークな雰囲気の『昭和オトメ御伽話』ですが、主人公である志磨仁太郎の3年間の変化がその雰囲気を作り出す一因になっていることは間違いなさそうです。 ”からたち姫”と呼び、あれだけ慕っていた黒咲常世に対する態…

『名探偵ピカチュウ』コミカルで可愛らしいポケモンが魅力的な映画の感想(ネタバレ注意)

// こんにちは! 長かった2019年のGWもあと少し。 みなさんはいかがお過ごしでしょうか? 観光目的の観光も良いですけど、何か映画は観ましたか? そもそもGWとは、もともとは映画宣伝用語だったもの。 実際、毎年この時期はかなり気合の入っている映画…

最高にかわいい幼馴染属性キャラクターをランキング形式で紹介

// これまで妹属性、ボクっ娘属性について記事にしてきましたが、なんといっても最も親しみ深いのは幼馴染という属性のキャラクターなのではないでしょうか? 最近は必ずしもそうではありませんが、一昔前はメインヒロインといえば幼馴染属性のキャラクター…

『フルーツバスケット(18)』全編アニメ化記念に全巻レビューします

// ついに由紀と倉伎真知の関係が進展していく18巻です。(前巻のレビューはこちら) 基本的には草摩家の物語である『フルーツバスケット』ですが、由紀が生徒会に入って以降は、主に由紀の周りでは学園ものっぽいエピソードが繰り広げられています。 草摩家…

『フルーツバスケット(17)』全編アニメ化記念に全巻レビューします

// 十二支の呪いは解けることが判明する17巻です。(前巻のレビューはこちら) 今巻からは十二支と彼らの神様である慊人の物語が進展し始める予感がひしひしと伝わってきます。 まあ、『フルーツバスケット』の物語も終盤に差し掛かっていますからね。 その…