あるいは 迷った 困った

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『天空の城ラピュタ』ファンなら訪れるべき素敵で楽しい友ヶ島の魅力!

 

みなさん、こんにちは!

出不精なのにちょっと旅行してきたあるいはと申します。

どこに行ったかといえば和歌山県友ヶ島

いわずと知れたジブリの名作アニメ天空の城ラピュタの世界観を彷彿とさせるような砲台跡が印象的な観光地ですね。

ラピュタのモデルなのではないかと目される土地は世界中に複数個所あるようですが、友ヶ島もその内のひとつだそうです。

どんなもんかと実際に目にした感想としては、特に有名な第3砲台跡あたりは確かにラピュタっぽさが全開だったと思います。

普通に暮らしていたらまずお目にかかれないような風景に、年甲斐もなくワクワクしてしまいました。(笑)

何というか、あまり写真好きではなく下手したら半年近く1枚も撮っていないなんて時期もあるような僕が、ほんの1時間程度の間に50枚以上も写真を撮ってしまったくらいの感動がありました。

そういうスポットだからか、結構あちこちにコスプレして写真撮影したり動画を撮ったりしているようなオタクっぽい人たちが結構いたのも印象的でしたけど。(笑)

本記事では、そんな友ヶ島について紹介してみたいと思います。

ちなみに、天空の城ラピュタっぽい土地とは言いましたが、ハッキリ言って天空の城ラピュタを知らない人でも十二分に楽しめる観光地だと思いますので、天空の城ラピュタを知らない人でも興味を持ってもらえたらいいなぁと思います。

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友ヶ島とは?

友ヶ島とは、和歌山県和歌山市加太にある地ノ島、神島、沖ノ島虎島の4島の総称であり、本記事で話題にしているのはその内明治時代の日本軍の要塞(砲台)跡が点在する沖ノ島となります。

特に第3砲台跡は映画や雑誌のロケ地としても利用されるだけあって、独特の世界観を味わうことができます。

というか、観光で友ヶ島に渡る人の目的の大半はこの第3砲台跡になるのではないでしょうか?

アクセスは、その名の通り本土からはなれた離島なので和歌山加太港から出港する友ヶ島汽船に乗って渡ることになりますが、いくつか注意点があります。

  1. 船なので天候に左右されて出ていないことがある。
  2. 観光シーズンはかなり混んでいる。

1は少し考えれば分かることですが、2は油断していると思っている以上に大変なことになると思います。

港なだけあって釣りに来ている人とか観光客はかなり多いのですが、駐車場が少ないので車で来た人は駐車場探しに苦労することになります。

釣りに来ている人はかなり早朝から来ていることが想像されますからね。

それに唯一のルートである友ヶ島汽船も、僕が行ったのが超観光シーズンだったこともあってかメッチャ混んでいました。

和歌山加太港に到着した時刻の何本か後の整理券を貰って、乗れたのは2時間以上後という感じだったので。

そういうわけで、友ヶ島沖ノ島)に渡るだけでも一苦労ではあるのですが、その甲斐ある素晴らしい場所ではあったと思います。

www.wakayamakanko.com

ちょっとした運動にもなる

さて、それではいよいよ友ヶ島沖ノ島)に踏み込んでいきましょう。

ここでもひとつ注意点があるのですが、島内を歩き回るのはちょっとした登山状態になります。

地図だけ見ると簡単に歩き回れそうな感じがしますが、思っている以上に険しかったような気がします。

最初から予期していたらそこまでたいしたこともないレベルなのですが、少なくとも歩くのに適した靴を履いて行かないとツライでは済まないので気を付けましょう。

ちなみに、僕が行った時には「それでここを歩くの!?」って靴を履いて歩いている人もいましたが、恐らくかなり大変だったのではないかと予想されます。

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これは道中で撮った写真の一枚ですが、そこそこ山登りしていることが分かると思います。

考えてみれば元々要塞化されていたような島なので、目的地が平坦で簡単にたどり着きやすい場所にあるわけがないんですよね。

幸いにも僕は普段から歩きやすい靴を履いているので特に問題はなく、想定外ではあったものの久しぶりに小登山を楽しむことができました。

天空の城ラピュタを彷彿とさせる砲台跡

天空の城ラピュタの世界を彷彿とさせるような砲台跡ですが、こういう廃墟の自然と人工物の絶妙な調和には独特の感動があるような気がします。

人気な観光地なだけあってかなり賑わっているのですが、もし仮に一人でここに居たらどんな気分になるんだろうと考えると楽しいですね。

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何となく人の映っていない写真を撮りたくなるような場所なのですが、賑わっているので結構難しいです。

「そこどいて~!」とか言えないですからね。(笑)

残念ながら景色だけで撮りたい構図のいくつかは断念する形になりました。

これから友ヶ島に行ってみようって人は、シャッターチャンスは見逃さないようにしましょう。

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こういうのも自然と調和している感じでお洒落な感じですね。

なんというか、都会に住んでいると絶対に目にすることは無い光景だと思います。

今はこんな感じですが、時間とともに少しずつ風景も変わっていくのかもしれません。

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何に使われていたんだろうという施設も、ぶっちゃけそんなことはどうでも良くて雰囲気が素敵なので、それで良いと思います。(笑)

真面目な観光客はもっと「ここが何に使われていたんだろう?」とか考えたり調べたりするのでしょうけど、そして僕も最初はちょっと勉強しようという気持ちはあったのですけど、素敵な雰囲気に飲まれてそれどころではありませんでした。

滅多に写真を撮らない僕がカメコになってしまうくらいなので相当だと思います。

冒険心をくすぐる第3砲台跡

特に面白いのは実際に中に入れる第3砲台跡です。

思っていた以上に広い第3砲台跡の探検は、少年らしい子供心を呼び起こさせるというか、冒険心をくすぐるというか・・

30過ぎのオッサンが年甲斐もなくはしゃいでしまうような楽しさがあります。

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子供は、とりわけ少年は、暗いところや狭いところが好きなものです。

秘密基地のようなワクワク感がありますし、少なくとも僕の世代は子供時代に秘密基地の一つや二つ作ったことがあるのではないでしょうか?

第3砲台跡には、そんなワクワク感と同質のワクワク感があったような気がします。

マジで暗くて狭いので足元には注意が必要ですが、非日常な空間が楽しかったです。

また、普段まず使うことの無いiPhoneの懐中電灯の機能が初めて役に立ちました。(笑)

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こういうなんてことの無い階段にも魅力を感じてしまいます。

まあ、上がった先に何がある訳でもないのですが・・

そもそもここは何もない廃墟で、あるのはワクワクとドキドキだけなので問題なしですね!

自分で言うのもなんですが、僕は現金で即物的な性格をしていると思います。

ワクワク?

ドキドキ?

何それ美味しいの?

・・そんな感じの性格だと思うのですが、今回に関してはぶっちゃけ美味しいと思ってしまいました。(笑)

【おまけ】ポケモントレーナー向けの看板も!

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僕は、ポケモンGOは出始めの頃に少しやっただけなので関係ないですが、こんな看板があるってことはやっている人にとっては魅力的な場所なのかもしれないですね。

なんというか、アンノーンとかがいそうな雰囲気があります。

アンノーンポケモンGOに登場するのかは知りませんけど。

この看板がちょっと面白いと思ってしまったので写真に収めてしまいました。(笑)