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SEOって要は『等価交換の原則』によって検索結果は決まるという理解

 

当ブログの運営を始めて2か月以上経過しました。

まだまだ慣れませんが、少しずつ色々なことを勉強しながら向上心を持ちながら前向きに取り組んでいます。

SEOの勉強もその一つです。

やはりブログ運営するからには、アクセス数を集めたいと思うようになってくるのは自然な心理ですよね?

そこで漠然とアクセス数を集めるための施策の一つだと知っていたSEOを勉強しようと思った次第です。

本記事では、そんなSEOについて勉強した結果を、自分なりの理解を持って説明していきたいと思います。

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SEOとは?

さて、いきなりですが僕がSEOに対して持っていた勘違いを正しておきましょう。

「アクセス数を集めるための施策」と前述しましたが、まずこれが間違い。完全な間違いとまでは言いませんが、ポイントを外しています。

SEOとは「Search Engine Optimization」の頭文字を取った言葉、直訳で検索エンジン最適化」となります。

つまり、Googleを始めとした検索エンジンの検索結果に、自身のサイトのコンテンツがより多く露出していくことを目的とした施策のことであり、その結果として検索流入が増えれば、徐々にアクセス数が集まってくるようになるというわけですね。

これでSEOがあくまでも「アクセス数を集める手段」の内の1つに過ぎないということがわかったと思います。

微妙な違いかもしれませんが、SEOを勉強してアクセス数を集めようというのであれば、この勘違いは早々に正しておいた方が良いと思います。

SEOとは、検索流入からのアクセス数を集めるための施策である。

僕はこの認識を元にSEOの勉強をしていきました。

SEOに対する理解

しかし、Googleを始めとした検索エンジンの仕組みは公開されておらず、SEOに関する情報は巷に溢れているものの、どうやら経験と推測の域を出ないもののような気がしています。

考えてみれば、そりゃあそうですよね。

検索エンジンを提供する企業にとって、その検索結果は大事な商品なのですから、その仕組みをそう簡単に公開できるようなものではないでしょう。

そういうわけでSEOを勉強している時には、どこか雲を掴むような感覚があり、色々試して経験を積み重ねていくことでしか本当の意味でSEOを勉強したことにはならないのではないかと思いました。

とはいえ、漠然と経験を積み重ねていく前に自分なりの理解を持っておくことが大事であると僕は考えました。

次に、自分なりのSEOに対する理解を整理していきたいと思います。

SEOは『等価交換の原則』の上にある

SEOの基本的な考え方について、僕は表題に記したように、『等価交換の原則』の上に成り立つ施策であると考えました。

それがどういうことなのかを順序立てて説明していきます。

そもそも等価交換とは?

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物々交換が行われていた時代から取引の基本は『等価交換』です。

上図のように、魚を採っていた漁師と、野菜を育てていた農家が、互いの採取物を物々交換するようになったのが、いわゆる取引の始まりです。

当然、雑魚一匹と大量の野菜を交換することはできません。

なぜなら、当たり前のことですが野菜側が納得するわけが無いからです。

そう考えると『等価交換』とは何なのかが見えてきますね。

双方が納得できる価値を交換すること

それが『等価交換』なのだと思います。

どれだけの魚と、どれだけの野菜が同価値なのかは難しい所ですが、それを整理していくために生まれたのが通貨であり、長い経済活動の中で徐々に整理されていき、今でも世間の情勢に合わせて少しずつ等価になるように変動しているものなのだと解釈しています。

それでは、次はこの『等価交換』がSEOとどのような関係があるのかについて説明していきます。

SEOにおける等価交換とは?

まず、SEO検索エンジンの検索結果に、自身のサイトのコンテンツがより多く露出していくことを目的とした施策でしたね。

つまり、SEOでサイト運営者が得ようとしている対価はより高い「検索順位」であるということになります。

それでは、サイト運営者が「検索順位」という対価を得るために『等価交換』することができるものは何でしょうか?

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それは「記事の品質」となります。

多くの人にとって役立つ、そして信頼されているような記事。それこそが高い「検索順位」を得るための対価なのですね。

あたり前の話ですが、検索エンジンを提供しているのは検索結果を商品とした営利企業となります。

そして、検索エンジンを利用する人にとって最大のニーズは「より良い記事を探したい」というものだということは間違いありませんよね?

つまり、「より良い記事を探しやすくする」ことが検索エンジン提供企業が利用者に提供したい価値になるわけです。

Googleを始めとした検索エンジン提供企業は多数存在しますが、基本的な考え方はどの企業も同じはずで、サイト運営者はこれらの検索エンジン提供企業が上位表示したくなるような「記事の品質」を確保していくこと。

それこそがSEOの一番根幹となる考え方なのだと思います。

良質なサイトからの被リンク数、整理されたカテゴリ、適切なキーワード選定・・SEO対策として謳われる様々なことの全ては、「記事の品質」に繋がっていくのだと僕は解釈しました。

良質なサイトからリンクされることは記事の信頼性の証明で、整理されたカテゴリは記事の読みやすさに繋がります。

どちらも「記事の品質」に繋がる要素だということがわかりますね。

適切なキーワード選定についても、「サイト運営者が自身のサイトの力量に合った都合の良いキーワードを選定するものなのでは?」という視点で見る人が多いかもしれませんが、これも検索エンジン利用者にとって需要のあるキーワードを選定しているという意味では「記事の品質」に繋がっていると言えるでしょう。

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しかし、調べてみるとこれを勘違いしてしまっている人が多いのだとか。

SEO対策として謳われる様々なことの全ては、あくまでも「記事の品質」をアピールするための手段・・というより「記事の品質」が高いことを証明する手段でしかありません。

どんなにキーワード選定が適切でも、被リンクを集めても、サイトのカテゴリ構成に拘っても、肝心の「記事の品質」が疎かでは意味がありません。

例えるなら、もの凄く綺麗にディスプレイされているけど、よく見たらゴミばかり並んでいるお店には誰も入らないのと同じです。

この例えは誰でも理解できると思いますが、ことSEO対策に関しては「凄く綺麗にディスプレイしたのに客が来ない」と言っているサイト運営者が多いそうです。

SEO対策そのものが、高い「検索順位」を得るための対価であると勘違いしてしまっているわけですね。

どんなにSEO対策しても肝心の「記事の品質」が低ければ、それなりの「検索順位」しか得られないということだと思っています。

『等価交換の原則』ですね。

SEO対策として色々試してみる前に、この勘違いだけは正して置いた方が良いと思います。

SEO対策として実施していくべきこと

さて、ブログ運営初心者なりの理解を整理してみましたが、そこまで的は外していないと思います。

実際には「検索順位」を決めるアルゴリズムが存在するはずなので、慣れればより高い「検索順位」を得るためのコツのようなものが見えてくるのかもしれませんが、このアルゴリズムだってどんどん進化していくことでしょう。

そして、その進化の方向性が「より良い記事を探しやすくすること」であることは間違いありません。

であれば、サイト運営者はとにかく自分が読みたくなるような、より高い「記事の品質」を目指していくことが最初の一歩なのだと思います。

SEO対策として被リンクを増やす施策を行うのではなく、被リンクされるような記事を目指すこと。

SEO対策としてより多い文字数の記事を書くのではなく、より濃くて面白い記事を書くことを目指すこと。

それが「記事の品質」の向上につながり、今後より高度に「より良い記事」を探すように変化してくるであろう検索エンジンアルゴリズムの変化にも惑わされないことに繋がるのではないでしょうか?