ブログ初心者でも1日6000PVを集めるトレンド記事の書き方と破壊力!
どうやらトレンド記事には、ブログ初心者でも1日6000PVものアクセスを集める破壊力があることが判明しました!
ブログ初心者のヒヨッコである僕が何気なく投稿した記事が偶然にもヒットしたのですが、せっかくなので・・
- 何故ヒットしたのか?
- そこから見えてくるトレンド記事の書き方。
・・などを学んでいきたいと思います!
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1.まずは状況整理
①本ブログの力量について
開設後間もないブログ初心者が運営するブログですが、本記事のテーマであるトレンド記事を投稿した時点の詳細情報は以下の通りとなります。
- 運営期間:83日
- 記事数:83記事
- 1日平均アクセス数:100~200PV
- 1日の最大アクセス数:約500PV
- 1カ月の最大アクセス数:約5200PV
はい。運営期間3カ月弱にしてはそこそこという気もしますが、とても1日6000PVも集められるようなブログには見えませんね。(笑)
運営1カ月目には100PVもいかなかった所が、最近100PVを割ることが無くなってきて喜んでいるレベルとなります。
ちなみに、内容的には漫画やライトノベルの書評レビューが中心の雑記ブログとなります。
②トレンド記事がヒットするまでの経緯
まず、ブログ開設後84日目に投稿した84記事目となるこちらの記事が、問題の1日6000PVを集めるキッカケになった記事となります。
1日1記事の投稿を意識して継続している中、本当に何気なくいつも通りに投稿した記事でした。
あえて言うなら、ライトノベルファンとしては1年に1度のイベント的な意味合いのある書籍のレビュー記事だったので、若干いつもより力を入れて書いたものではありましたが、これ以上に力を入れて書いた記事は今までにもあったので、単にこのことが功を奏したというわけでは無いと考えられます。
ちなみに、タイトルに「トレンド」と入っていますが、トレンド記事のつもりで書いたわけではなく、むしろこのレビューした書籍そのものがライトノベルのレビューが主な内容になっている書籍だということもあり、「レビューのレビューなんて読んでくれる人は少ないだろうなぁ~」と思っていました。
しかし、投稿してしばらく経ってから意外にもこの記事にアクセスが集まっていることの気付きました。
最初はちょっと多いくらいだったのがジワジワと増えていき・・
気付けば瞬間的に、100に迫るほどのアクセスが集まるようになっていました。
今まで、SNSやGoogle砲、はてなブックマークの効果で一時的にアクセスが増えることはありましたが、瞬間的に2桁に及ぶことがあれば多い方だったので、これは僕にとっては相当な大事件でした。
しかも、これが数時間の間に渡り50を下回ることが無い状態が続きました。
その結果、1時間で781PVという過去最高値を記録することができました。
投稿時間からジワジワと、そしてあるタイミングから急激にアクセスが増えているのが上図からわかりますね。
ちなみに、この頃の僕は興奮しすぎてテンションが若干おかしくなってしまっていましたが、一体どういうことなのかと原因の調査に乗り出す程度の冷静さは残っていました。
ここで調査した結果は後述しますが、ともかく問題の記事の投稿日には2807PVという今までの最高の5倍以上、普段の25倍近いアクセス数を記録することができました。
そして、さすがに1時間500PV以上のアクセスは長く続きませんでしたが、その後も1時間200~300PVのアクセスが丸1日以上続き・・
その結果、問題の記事の投稿翌日には1日で6231PVという、普段の50倍近いアクセスを記録することができました。
1時間で多い日の1日分のアクセス数を集め続けたことになり、上図の問題の記事の投稿日以前と比べると違いが一目瞭然ですね。
さすがに、投稿の翌々日からアクセス数が落ち込んでいきますが、この経験は今後の糧にしていきたいものです。
③トレンド記事がヒットしたことによる効果
他の記事のアクセス数アップ
問題の記事のアクセス数の多さに埋もれてしまっていましたが、よくよく調べると他の記事のアクセス数も急激に増えていました。
問題の記事から内部リンクさせているような記事のアクセス数が、多いもので5倍近くまで増えていたようです。その結果、本ブロクには今まで不動のアクセス数1位を誇っていた記事があったのですが、久々に大きな順位変動が起きることになりました。
収益の向上
本ブログは開設20日目からGoogleアドセンスの広告を貼っていますが、問題の記事を投稿するまでの63日間の合計収益は1000円を少し超える程度でした。
それが問題の記事を投稿した直後の数日だけで3000円超の収益が発生しました。6000PVを達成した当日に至っては1日で1500円超もの収益が発生しています。
たった3000円と思われる人も多いでしょうが、正直数百円でも喜んでいるような状況だったので、これは相当嬉しかったです。
そして、それ以上に驚いたのがAmazoneアソシエイト。
今までほとんど紹介料の発生したことのないAmazoneアソシエイトでも、同じく3000円超の紹介料が発生しました。(メンバー紹介料込み)
クリック単価で収益の発生するGoogleアドセンスと違って、こちらは運もあると思うのですが、どうやら本ブログで紹介している書籍以外にも色々購入してくれた人がいたようです。(全く無関係の物も購入されていました)
6000PV集めた日より、その翌日のアクセスが落ち込んだ日の方が多く収益が発生していたのが、運も含まれている証拠だと思います。
トレンド記事について学ぶキッカケ
好きなものを好きなように書いているだけとはいえ、ブログを運営する以上はやはり多くの人に読んで欲しい。
そういうわけでアクセス数を増やす方法も多少は勉強しているつもりですが、ブログ運営に関してはあくまでも記事を書くこと、継続的に投稿することに力を入れているので、勉強や勉強したことの実践は疎かになりがちになっていました。
そういう意味では、経験から学ぶことのできる今回の出来事は良いキッカケでした。
何故今回の記事がヒットしたのかについては後述しますが、今まで意識していなかったとある観点が影響していたのではないかということが判明しています。
恐らく、今回の出来事が無ければしばらく気付かないままだったので、実際問題この気付きは、アクセス数や収益云々よりも遥かに価値があったのではないかと思います。
いや、よくよく考えたら今まで勉強したりしたものの中に今回気付いたことも含まれていたような気もするので、経験して初めてその重要性に気付いたと言った方が正確かもしれませんけど。(笑)
2.トレンド記事のヒットから学ぶこと
①何故ヒットしたのか?
さて本題。
今回のように「バズる」のにはいくつか要因があります。
SNSで拡散されたり、Google砲(Googleのおすすめ記事に掲載されること)の援護射撃を受けたり、はてなブックマークされて新着エントリーに掲載されたり・・
一応、今までもこれらの要因でプチバズを経験したことはありますが、どうやら今回のバズはそのどれでもありませんでした。
いや、Twitterで拡散こそされていないもののリンクは結構な人が踏んでくれたし、途中からGoogle砲の援護射撃もあったのですが、今回のバズの本質的な要因にはなっていません。
実は、今回のアクセスの9割は純粋な検索流入だったりします。
僕は今まで検索流入というのは長期的なアクセスを目指して狙うものであって、トレンド記事で一時的な大量アクセスの要因になるようなものではないと勘違いしていました。
というのも、あるキーワードで検索1位を取れていたような記事でも、他の記事と比べたら圧倒しているものの実際たいしたアクセス数は稼げなかったので、検索流入を増やすというのはこういう少しアクセス数の多い記事を積み重ねていくことだと思っていたからです。
そう、あることがスッポリと頭から抜け落ちているのですね。
それは検索ボリュームです。
いや、抜け落ちているというよりもトレンド記事における検索ボリュームの凄さを舐めていたと言った方が正確です。
それなりにニッチなキーワードが、いくら1位表示されたとしてもそこまで検索する人は多くないと思っていたわけですね。
ところが、蓋を開けてみれば常時数十人以上が検索流入してくる事態となりました。
問題の記事は一時的にですが『このライトノベルがすごい2019』のキーワードで1位表示されていて、検索された場合のクリック率は60%以上ありました。つまり、検索した人自体は更に40%分多いはず。
それだけの人が同じキーワードを同じ時期に検索し続ける。それが今回のトレンド記事の破壊力の正体でした。
また、どうやら競合が少なくいきなり検索順位が上位になったことも大きかったと思われます。
後から調べたら類似の記事があまり見つかりませんでした。
②トレンド記事の書き方は?
検索ボリュームを意識すること
僕は今まで検索順位さえ上げれば良いのだと勘違いしていました。
しかし、それ以上に検索ボリュームも意識する必要があります。
どんなに検索順位を上げても、誰も検索しなければアクセス数は集まらないという当然の話ですね。
Googleトレンドやキーワードプランナーなど、検索ボリュームを調べるツールを使って現在よく検索されているキーワードを狙って記事を書くこと。
それがトレンド記事を書く第一歩なのだと思います。
タイミングを意識すること
しかし、そういったツールで調べることができるのはあくまでも現在よく検索されているキーワードとなります。
そのキーワードを狙って記事を書いて投稿した時には、検索ボリュームは落ちてしまっているかもしれません。
実際、今回問題にしている記事も少しタイミングがズレていたら、これほどアクセスを集めることはできなかったはずです。
書店で何気なく購入した『このライトノベルがすごい2019』が実は発売日前で、たまたま投稿日が発売日と重なったことで、意図せず最高のタイミングになったのが良かったのだと思います。
つまり、トレンド記事を書くためには現在よく検索されているキーワードではなく、これから検索されるキーワードを狙う必要があるのだということが分かりますね。
ある意味ギャンブルですが、今後何が検索されるのかを予測するために、色々な方向にアンテナを貼ること。
これがトレンド記事を書くために必要な事なのだと思います。
競合記事の有無を確認すること
検索ボリューム、タイミングがいくら良くても競合記事に勝てなければアクセス数は見込めないと思われます。
弱小の初心者は、できるだけ強い相手とは戦わないことも意識する必要があるのですが・・
ここが一番難しそうですね。
良さそうなキーワードには大抵競合する強者がいます。
しかし、今回僕が運良く競合の少ないキーワードを選んでいたように、きっと探せばあるのだと思います。
今回の場合だと、タイミング的に他の競合記事より投稿が早かったことも結果に繋がりました。残念なことに投稿から少しして競合記事が増えてきた所で検索順位が下がってしまったのがその証拠です。
そういう意味では、競合記事的にあ意味でもタイミングは重要なのだと思われます。
総括
偶然ヒットしたトレンド記事のお陰で、その効果を知ることができ、どのように書くべきなのかが見えてきたような気がします。
もちろん、ちょっとそういう経験をしたくらいで狙ってアクセス数を集めることができるほど甘いものではないとは思いますが、全く狙いがわからなかった前までよりは成果を上げやすくなっているのではないかと考えています。
基本的には書きたいものを書きたいように書いているだけのブログですが、たまにはバズ狙いのトレンド記事を書いてみようかと思っています!