あるいは 迷った 困った

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『ファイナルファンタジーVII リメイク』こんなご時世だしお家でゲームしよう!

 

緊急事態宣言も発令され、強制力こそ小さいものの皆でコロナの脅威から脱しようという空気が広がってきた日常。どんどんと外出自粛の意識が高まり、あの店もこの店も臨時休業で人通りもまばらです。

普段は鬱陶しいと感じる人ゴミが無くなってしまっているのも何故か寂しく感じられますね。

街並みを作っているのは建物を中心とした風景だけではなく、そこを行き交う人々も含まれていたのだということを認識させられます。

とはいえ、だからこそ普段自宅では中々できないことをやってみる良い機会だと前向きに捉えることもできるでしょう。

僕の会社の普段はアクティブな後輩が、タンスの肥やしになっていたニンテンドースイッチを引っ張り出してどうぶつの森を引き籠ってプレイしているようです。

同じようなことを考えている人が多いからか、そんなニンテンドースイッチの需要は高まっているのに、コロナという同じ原因で生産が追い付いていないという哀しい現実を知っている人は少なくないでしょう。少なくとも、本記事を読んでいるような人なら。

そういうわけで、普段はゲームするとしてもどちらかと言えばお手軽に遊べるようなタイトルを選ぶことが多い僕も、ちょっとばかりガッツリしたタイトルに手を出してみようと考えました。

おあつらえ向きに超ビッグタイトルファイナルファンタジーVII リメイクの発売日が重なっていたものですから。

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懐かしいタイトル

ファイナルファンタジー』といえば『ドラゴンクエスト』と並ぶ日本の代表的なRPGのタイトルとなります。

両タイトルの初期作品には似通った部分も多いですが、『ドラゴンクエスト』は原点を大事にした上で進化していった印象があるのに対して、『ファイナルファンタジー』の方は挑戦的というか、独自に進化していっている印象が強いタイトルとなります。

それが最早分岐点と称しても差し支えないほどに顕著なのが『ファイナルファンタジーVII 』という作品だったと思います。

3Dテクスチャで描かれた魅力的なキャラクターや斬新な戦闘システムは多くの人に衝撃を与え、虜にしました・・と聞いています。(笑)

実は、結構なゲーム好き少年である上にいくつかのナンバリングタイトルをプレイしている程度には『ファイナルファンタジー』のことは好きで、その上『ファイナルファンタジーVII 』はドンピシャ世代(発売当時に小学校高学年)だったにも関わらず、僕は今まで『ファイナルファンタジーVII 』をプレイしたことがありませんでした。

ゲーム実況者の牛沢さんの動画で拝見したことがあるくらいのものです。

そういうわけなので、僕は今回のファイナルファンタジーVII リメイクにはそれほど大きな興味はありませんでしたし、プレイする予定もありませんでした。

まあ、発表されたわりには中々情報が出てこないし発売する気配が無いなぁくらいには思っていましたけど。(笑)

時間が無限にある学生の身分であればプレイしてみようと思った可能性が高いですけど、正直なところなかなかこういうガッツリ系のゲームをプレイする気には中々なれない多忙な身の上なのです。

しかし、そんなところに外出自粛の要請ですよ。休日、普段なら外出している時間の大半を家で過ごす必要が出てきました。

そんな狙ったようなタイミングでの発売に、今こそ未プレイの名作に触れる機会なのだと言われているような気がしました。

僕はゲームのことは好きですけど、だからと言って引きこもってゲームばかりしているのはちょっとどうなのかと思ってしまうタイプの人間です。

ですが今なら、皆でコロナの脅威に立ち向かおうって時に空気を読まずに用もなく外出するくらいなら1日引きこもってゲームするのも悪くないって気になります。

僕のように有名な名作に初めて触れてみようって人も、今はゲーム離れしてしまっているけど昔プレイした思い出がある人も、はたまた普段はとにかく外で遊びまわっているアクティブな人も、ファイナルファンタジーVII リメイクに限らずですが、この機会にゲーマー気分に浸ってみてはいかがでしょうか?

プレイしてみた感想

未プレイとはいえ流石に元の『ファイナルファンタジーVII 』がどのようなものだったのかを全く知らないわけではなく、前述した通りゲーム実況動画で通して見たこともあります。

なので23年。

ほぼ四半世紀の期間で同じタイトルのゲームがどれだけ進化したのか?

その答えはプレイ後の僅か十数秒で分かるのでは無いかと思います。

実のところ僕は、近年の高精度なグラフィックのゲームをプレイしているというよりはムービーを見せられている感覚のゲームのことを昔ながらのゲームに比べると毛嫌いしているところがあったのですが、久々にこういったゲームを面白いと感じました。

要するにゲームの面白さはどれだけ高度に発達しているのかではなく、あくまでも内容にあるということなのかもしれません。

自分でプレイしたわけではないもののよく知っているキャラクターたちが、もともと生きたキャラクターという感じでしたがより一層イキイキとしています。粗いテクスチャだったキャラクターがよりリアルに再現されることから生じる違和感のようなものの有無を心配した人も少なくないのではないかと思いますけど、そんな心配も杞憂だと思います。

ただ、戦闘システムについては当時のものからかなり変わっていますよね。

RPGというよりはシームレスなアクションRPGという感じで、昔のRPG特有の唐突なエンカウントに苛立ってしまうような部分が無くて、ストレスなく遊べる印象が強いです。

その辺は昔のゲームの方が自由度が高くて楽しかったと感じる人も少なからずいそうな要素ではありますが、僕はRPGの場合は純粋にストーリーを楽しみたいタイプなのでこういうストレスの無さはありがたいポイントだと思います。

かと言って簡単すぎるわけではないのも好印象です。

最近はPS4のゲーム自体ご無沙汰だったということもあるかもしれませんが、僕は最初のボス戦ですら少々苦戦してしまいました。(笑)

ともあれ、久々に時間を忘れてゲームをプレイした気がします。

「ゲームばかりして引きこもっていないでお外で遊びなさい!」と言われて育った人に「ゲームでもして引きこもっていなさい!」と忠告が飛んでくるような世の中。まあそんな忠告をされたのは僕なのですけど、ともかく今は引きこもってゲームをしているような人の方が称賛に値するような世の中なので、是非ともファイナルファンタジーVII リメイクを遊んでみてください。