あるいは 迷った 困った

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『りゅうおうのおしごと!』のゲームがSWITCH・PS4で出るらしい!

 

デビュー直後から快進撃を続け、遂には最年少でのタイトル獲得を果たした藤井聡太先生の活躍によって将棋界はコアなファンの枠を超えて活気づいています。お隣囲碁の世界のファンとしては複雑な思いもありますが、コロナ禍にあってこういう話題には元気づけられもしますよね。

ラノベ作家である白鳥士郎先生も、藤井聡太先生の活躍を著書のりゅうおうのおしごと!の設定と比較して、フィクションの世界に追い付いた、あるいは超えたと最大限の称賛を送っています。

とはいえ、このように現実がフィクションの世界を超えていくことは珍しいことではありません。

科学にしろスポーツにしろ、余程極端な例でもない限りいつかはフィクションを現実が超えていくものなのではないかと思うのです。

もちろん、そうして超えられていく作品はある意味で、もしかしたら超えられるかもしれないくらいの領域で描かれているからこそリアリティがあって、そこが魅力になるのだと思いますが、だからこそ超えられたとしてもその作品の魅力が損なわれるものでは決してありません。

・・なんて、前置きが長くなりましたがそんなりゅうおうのおしごと!ニンテンドースイッチPS4でゲーム化されるようで、2020年11月26日に発売するようです。

www.entergram.co.jp

 

とても将棋のゲームとは思えないパッケージの将棋のゲームですが、ある意味では将棋に興味を持たない層にも将棋に触れさせるキッカケとなるゲームなのではないかとも思います。

実際、将棋に興味を持ちつつも実際に手を出そうとはしなかった僕がこのゲームに興味津々になっているわけですから。(笑)

ええ、囲碁ファンと言いつつ将棋やオセロにも興味はある人間なのですよ僕は。ただ、いざとなるとあまり前向きになれないだけで。

しかし、こうして人気作品をゲーム化する形であれば興味はとても持ちやすくなりますよね。

かつて囲碁界で『ヒカルの碁』が流行った時に、『ヒカルの碁』のゲームをプレイしていた人がそれなりにいたように。

実は、僕も『ヒカルの碁』のゲームをかつてプレイしていて、囲碁のルールや基本的な打ち方はそこで学んだものです。

www.aruiha.com

上記のような記事を書くくらいにはゲームが僕の囲碁入門に果たした役割は大きかったのですが、僕は今度のりゅうおうのおしごと!のゲームにそれと同じくらいの入門効果があるのではないかと期待しているのです。

というか、そういう期待はゲーム化が発表される前から、りゅうおうのおしごと!ってゲーム化されたりしないのかなぁ・・って感じで随分前から思っていたことでもあります。

りゅうおうのおしごと!は可愛らしいキャラクターが出てくるロリ系ラノベであると思わせておいて実際のところはかなり泥臭くて熱いところのあるギャップが魅力の作品ですが、このゲームもまた「可愛らしいゲームでありながら将棋が学べる」みたいなギャップがあるゲームになってくれると嬉しいですね。