あるいは 迷った 困った

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最高にかわいいボクっ娘属性キャラクターをランキング形式で紹介

 

妹属性に続いて今回はボクっ娘属性の個人的なランキングを紹介したいと思います。

「僕」という一人称は、何でそうなったのか男性の使う一人称の一つになっています。

女性が使う一人称としては「私」が最も一般的でしょうか?

しかし、「私」という一人称にはオフィシャルな場で男性も使うことがあって、少し硬い印象があります。

だからなのか、「私」よりも「僕」という一人称の方が親しみを感じやすいような気がします。

とはいえ、やはり女性が使うには何故か違和感のあるものであることは間違いありません。

自分のことを「僕」と呼ぶ女性は実在しますが、失礼ながらその違和感は拭いきれません。

実は僕の妹も子供の頃の一人称が「僕」でしたが、親に矯正されていました。(笑)

しかし、その親しみと違和感がうまく噛み合ってキャラクター属性へと昇華したのがボクっ娘属性なのだと思います。

その歴史は古く、漫画作品においては1950年代のリボンの騎士サファイアが初であると言われています。

それに、そのバリエーションも豊かで中世的な女の子の一人称だったり、心が男の女の子の一人称だったり、単に活発な性格を示すための一人称だったり・・

意外と面白いキャラクター属性だと思います。

また、全く意図は無かったのに中の人が悠木碧さんのキャラクターが10人中3人もいて、もしかしたら悠木碧さんはボクっ娘属性キャラクター向けの声優さんなのかとも思いました。

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10位.蒼星石ローゼンメイデン

ローゼンメイデンの第4ドールの蒼星石は、外見からしてボーイッシュな典型的なボクっ娘です。

ボクっ娘というか人形ですけど、女の子型の人形なのでボクっ娘属性と言って差支えは無いと思います。

また、ボクっ娘なだけではなく、双子やオッドアイなどローゼンメイデンのキャラクターの中でも持っている属性が多いキャラクターでもあります。

性格的にもクールなイケメン風で、「僕」という一人称にも違和感がありませんが、時たま見せる少女らしさが可愛らしいキャラクターだと思います。

第3ドールの翠星石の双子の妹なので妹属性もありますが、どことなくお転婆な姉にできた弟のような構図になっているのが微笑ましいですよね。

9位.斧乃木余接物語シリーズ

意図したわけではないのですが、蒼星石に続いて物語シリーズ斧乃木余接も人形のキャラクターですね。

一人称は「僕」なのでボクっ娘属性ではありますが、中世的であるわけでもなく、心が男であるわけでもなく、ボーイッシュな活発さがあるわけでもない。ボクっ娘の中でもレアケースの作られたボクっ娘という感じのキャラクターだと思います。

蒼星石は人形であることをあまり感じさせない人間的な色も感じさせるキャラクターであるのに対して、斧乃木余接は人形的な作られた感じを前面に押し出しているのが対照的ですよね。

斧乃木余接というキャラクターを生み出した西尾維新先生は、そもそも実験的な今までにないキャラクターを作ったり、良い意味でくどすぎるくらいにキャラクター属性を強調させたりする作家先生ですが、まさにそんな西尾維新先生らしいキャラクターだと思います。

8位.志熊理科僕は友達が少ない

僕は友達が少ないの準々ヒロインくらいの立ち位置で、ライトノベルらしいキャラクター属性が詰め込まれたようなキャラクターである志熊理科ですが、意外と共感できる部分があったりする上に可愛いのでかなり人気ですよね。

眼鏡にポニテに白衣に変態に腐女子と、地味そうに見えて意外と僕は友達が少ないの中でもバリエーション豊かな属性を備えています。(笑)

そして、本記事の趣旨に反しているようですが普段の一人称は「理科」だったりします。

しかし、ごく稀にふと素の自分を出した時に一人称が「僕」になり、口調も男性的になることがあります。

素になった時に一人称が変わる人は現実にもいますが、その人の本質が表れているようでいて面白いですよね。

7位.ユウキ / 紺野木綿季ソードアートオンライン

ソードアートオンラインの主人公はキリトでヒロインはアスナですが、マザーズロザリオ編は少々特殊で、アスナが主人公でユウキがヒロインというような構図になっているようにも感じますよね。

あるいは、ユウキが主人公でアスナがヒロインのようにも感じられるのが面白いエピソード。

そんなマザーズロザリオ編のユウキも典型的なボクっ娘のキャラクターですよね。

活発な女の子という感じで、ゲーム内とはいえ男勝りな剣の腕。「僕」という一人称に違和感を感じてしまうようなボクっ娘も少なくありませんが、そんな違和感が一切ありません。

しかし、現実には儚い病弱キャラだったり。ストーリー的には哀しい立ち位置のキャラクターではあるのですが、そういう部分のギャップが不謹慎にも魅力的に感じてしまうんですよね。

6位.高砂智恵(エロマンガ先生

エロマンガ先生の幼馴染ポジションの高砂智恵も典型的なボクっ娘ですね。

生みの親である伏見つかさ先生の作品では、妹属性のキャラクターが厚遇され、幼馴染属性のキャラクターが冷遇されがちな気もしますが、個人的には伏見つかさ先生の生み出す幼馴染属性のキャラクターってメッチャ好きなんですよね。

このご時世に町の本屋なんてものが登場するも魅力的ですが、そこが実家で看板娘が幼馴染ってのは憧れるシチュエーションだと思います。

かなりオタクが入っていることを除けば割と普通の女の子という感じですが、一人称が「僕」であることがまるで男友達のような気楽さに繋がっているタイプのボクっ娘なのではないかと思います。

5位.キノ(キノの旅

ボーイッシュなボクっ娘は多いですがキノの旅のキノはその最たるものだと思います。

主人公でありながら、その性別が女性であることが明らかになるまでかなり時間が掛かっており、実は僕も初めてキノの旅を読んだ時はキノは少年のキャラクターだと勘違いしていました。

フィクション作品らしいミスリードというわけではなく、少女であることを隠されているわけではないものの積極的に女性であることを強調もしないような作風が影響しているのだと思います。

その過去は意外と女の子らしい女の子だったりするのが意外なところですよね。

かわいいというよりは普通に格好良いキャラクターで、結局のところ性別が何であれ魅力的なキャラクターとして成立しているのがキノの凄いところだと思います。

4位.世良真純名探偵コナン

名探偵コナンに登場する比較的新しいキーパーソンで、女子高生探偵の世良真純もわかりやすいボクっ娘ですね。

キノと同じで男と間違えられがちなキャラクターですが、洞察力に定評のあるコナンや怪盗キッドにまで男と間違えられてしまうくらいだったりします。

怪盗キッドに至っては、変装するために世良真純の服をひん剥いて下着姿を目撃しているにもかかわらず女性とは気づかず、男性のつもりで変装してしまっていたくらいです。(笑)

そんなわかりやすいボーイッシュキャラな世良真純ですが、慣れてくると可愛らしい女性キャラに見えてくるから不思議ですね。

何となく動物に例えると猫っぽいキャラクターだと思っています。

3位.玖渚友(戯言シリーズ

作者の西尾維新先生によると戯言シリーズの主人公として描かれたはずが、よりキャラクターが強烈だったいーちゃんが主人公だと思われてしまったため、ヒロインの立ち位置になってしまったのが玖渚友というキャラクターです。

それだけ言うと不遇に見えるキャラクターなのですが、元々主人公として描かれていただけあって様々な顔を持つ奥深さのあるキャラクターだったりします。

基本的には一人称は「僕様ちゃん」という普通ではないものですが、一応ボクっ娘といって差支えないのかと思っています。

キャラクターを作っている感じの一人称ですが、ごく稀に「僕」や「私」と言っていることもあり、実際にキャラクターを演じている部分があるキャラクターなのかもしれませんね。

そういえば同じく西尾維新先生の生み出した斧乃木余接というキャラクターも作られた感じのボクっ娘ですが、同じキャラクター属性でも作家の個性が出ているのが面白いですね。

2位.ヘスティアダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか

ダンまちヘスティアもまたゴテゴテにキャラクター属性の詰め込まれたキャラクターですね。

ツインテ、ロリ、巨乳、女神、例の紐。

例の紐はキャラクター属性とは違うかもしれませんけど、あるキャラクターを表す属性であるという意味では、これもまたキャラクター属性なのだと思います。

そして、ボクっ娘でもあると。

「僕」という一人称を女性が使う場合、活発さの他に幼さを感じさせることもあるような気がしますが、ヘスティアは女神でありながら性格には幼いような部分もあり、外見もまた幼い。

それでいて非常に活発というか、快活な性格なので「僕」という一人称がものすごく似合っているんですよね。

1位.アルル・ナジャ魔導物語ぷよぷよ

魔道物語アルル・ナジャってよりもぷよぷよアルル・ナジャって方が通りが良さそうですね。

ゲームのキャラクターにおける女主人公としては最も有名で歴史のあるキャラクターの1人であるアルル・ナジャですが、個人的にはボクっ娘という属性の存在を知るキッカケになった思い入れのあるキャラクターとなります。

90年代は今よりもゲームのキャラクターが漫画や4コマになることが多く、ぷよぷよもその中の一つでした。

とっても!ぷよぷよという漫画や、ぷよぷよの4コマ漫画で一人称が「僕」のアルル・ナジャを見て小学生の頃の僕は、「えっ、何でコイツ女なのに僕って言ってるの? というか女で良いんだよね?」って混乱した覚えがあります。(笑)

登場する作品によって服装や体格、年齢や性格まで違っているようなキャラクターですが、今なお色あせない魅力的なキャラクターであることは間違いありませんね。

ぷよぷよフィーバー』以降の少しデフォルメされた感じのデザインのアルル・ナジャも良いですが、思い出補正もあって昔のぷよぷよに登場していた時のドット絵のアルル・ナジャの方が好きかもしれません。