映画「スカイスクレイパー」ネタバレ注意の感想文。摩天楼のアクションエンタメ!
最近、映画館に行くとアニメ映画率が高かったので久しぶりの洋画。
予告映像を観て気になっていた「スカイスクレイパー」を観てきました!
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鑑賞前
予告映像を観る限り、簡単に言うと義足のパパが家族のために頑張るアクション映画という感じの作品みたいですね。
超高層ビルという良くも悪くも子供っぽい設定に惹かれました。
洋画ってこういう子供心惹かれる設定が多くて、僕は子供の頃はかなり洋画好きでした。今も好きですけど。
いやいや摩天楼って大人でも憧れますよね。僕だけじゃないですよね?
とはいえ、最近は洋画を観ることが減ってきたのですが、予告映像の主人公が大ジャンプするシーンが印象的で興味を持ち、久しぶりにアクション映画を観てみようと思うに至りました。
こういう目玉になるシーンがある映画って強いと思います。
ところで、この映画のタイトルの「スカイスクレイパー」がどういう意味なのかがわからなかったので調べてみましたが、「摩天楼」という意味らしいですね。英語は苦手ですが一つ賢くなりました。
さて、ここまでは映画鑑賞前に書いています。
というわけで今から映画を観てきます!
鑑賞後の感想
観てきました!
まずは率直に面白かったです。
最初は設定などなどがよく分からなくて退屈な時間が続きますが、これは誰もが初見のオリジナルの映画ならある程度は仕方のないこと。
だけど飽きて寝ちゃったらだめですよ。
徐々に迫力のアクションシーンに引き込まれていきますから。
アクション映画がだいぶ久しぶりだったのもあるかもしれませんが、死と隣り合わせのシーンでビクッと飲み物と食べ物を載せるトレーを跳ね上げてしまいました。隣の席の人ゴメンナサイ・・
ともかく、予告編で何度も見た大ジャンプのシーン。
主人公ウィル・ソーヤーが家族を助けるために超高層ビル"ザ・パール"に突入するシーンなのですが、これは序盤の序盤。
もちろんとてもインパクトのあるシーンなのですが、その後これ以上に大迫力のアクションが繰り広げられます。
左足が義足の身体障害者である主人公が悪役たちと渡り合う様はめっちゃ熱いです!
家族を助けるために必死のウィル。
超かっけーオジサンだと思います。
こんなオッサンになりたいわ~
それに、この映画はアクションだけではありません。
いやもうこれアクションじゃなくて家族愛のヒューマンドラマだわ~ってくらい最後の家族の再会シーンでは感動しました。
あとは、ザ・パールの中国人オーナーが最初から最後の方までずっと悪役なのかと思っていたら、実は結構良い奴でビックリしました。
本作の見所
ザ・パールへ突入!
ザ・パールのセキュリティのシステムを停止させた疑いで警察に追われているウィル。
ザ・パールの中層。98階に取り残された家族を救うために取った行動は・・
98階より高い位置にあるクレーンを使うことでした。
しかし、クレーンのエレベーターは封鎖されています。それで諦めるのかと思いきや、せっせとウィルはクレーンをよじ登ります。
98階の高さを!?
正確には、98階より上に突入しようとしているのでもっと高い位置にクレーンはありました。それを登なんて、イモトアヤコもビックリのアルピニストぶりです。(笑)
そしてエレベーターの封鎖を解いて追ってくる警察を気にしながら、クレーンを操作してザ・パールに届かせようとします・・が、届きません。
勢いをつけてクレーンの先のフックを揺らし、ザ・パールにぶつけて引っ掛けますが、それも外れてしまします。
そして最後は予告で何度も見たあのシーン、フックをぶつけて空いた穴目掛けで大ジャンプします。
追ってきた警察やヘリから銃撃されながらの大ジャンプは、ニュースでも報道されていて、見ている人たちも息を飲んで見守っていましたが、何とか無事にザ・パールに突入することに成功しました。
ウィルを追っているはずの警察のオペレーターの一人が「Yes!」と小さく喜びを表現するシーンが地味に面白かったです。
1度目の再会
ザ・パール内を上層へ上層へと逃げようとするウィルの家族とはザ・パール内の公園のような場所で再開します。
夫婦の連係プレイで息子と合流し、妻と息子をエレベータで1階へと送り届けます。
しかし、この送り届け方がまた凄まじい。
ウィルがエレベータのケーブルを切断し、自由落下するエレベータを手動ブレーキで止めるというもの。
5秒で丁度良い階に止まるとは何の根拠があったのかという感じですが、まあ安心させるために発言だったのでしょう。
結果的に、妻と息子は無事にザ・パールを脱出することができました。
しかし、娘はまだザ・パール内にいます。
義足にキス
中国人オーナーの強固な部屋をウィルに開かせるため、娘が人質に取られてしまいました。
部屋のセキュリティを解除するためには窓の外にある風力発電装置の裏側まで行かなければなりません。
粘着テープ万能説!
粘着テープはザ・パールに突入した後のウィルの止血にも役立ってますが、ここでも大活躍します。
手足に粘着テープを大量に巻き付けたウィルは、破壊した窓ガラスからザ・パールの外に出て、まるでスパイダーマンのようにペタペタと風力発電装置を目指します。
200階超の高さでこの所業。
この辺、本作中で一番ドキドキしたような気がします。
何とかセキュリティ解除して元の場所に戻ろうとするウィルですが、ここでもハプニングが発生します。
命綱が左足の義足に引っかかり何とか落下を免れたウィルですが、逆さまの体制で取っ掛かりも無い場所。腹筋の力だけで命綱を掴もうとしますが上手くいきません。
それどころか、命綱に引っかかっている義足が外れそうになりこのままだと落ちてしまします。
しかし、そこで奇跡が起きます。
勢いをつけて命綱を掴もうとした瞬間に義足が外れ、その義足を掴むことでなんとか体制を立て直すことができました。
そのままよじ登りますが、せっかく開けた部屋がまた閉まろうとしています。
急いで義足を回収し、その義足を閉まる扉に引っ掛け、何とか中に入り込むことに成功しました。
義足大活躍!
ウィルは義足に軽くキスしました。気持ちはわかります。
総括
その後、クライマックスが気になる方は劇場までGOです。
久しぶりに見たアクション映画はなかなか良かったです。
アクションもそうですが、主人公ウィルのパパとしての格好良さが際立った映画でした。
マジでかっけーオッサンでした!