あるいは 迷った 困った

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二次元キャラと自分の年齢を比較してみて感慨深くなる話

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アニメ、漫画、ライトノベルに登場するいわゆる二次元のキャラクターの中には現実にはあり得ないような能力や個性を持っていたりと、多かれ少なかれ浮世離れしたところがあります。

しかし、そんな彼らにも当然年齢は存在します。(不詳の場合もありますが)

なんて当たり前すぎる前置きをしてみましたが、僕はこの二次元キャラの年齢というものと自分の年齢を何となく比較してしまいがちなことがあって、ふとそのことを書き記してみたいと思った次第です。

例えば、ずっと年上だと思っていたキャラクターの年齢にいつの間にか追い付いていて、面白いと思うよりも感慨深くなったような経験をしたことがある人は少なくないのではないでしょうか?

そんな二次元キャラと自分の年齢を比較してみて感慨深くなる感覚に共感してくれると嬉しいです。

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サザエさん時空の長寿アニメ

キャラクターと自分の年齢を比較しがちなのはやっぱりサザエさん時空の長寿アニメなのではないかと思います。中でも主要な登場人物の年齢にバラツキがある作品で考えてみるのが面白いです。

個人的には『クレヨンしんちゃん』や『名探偵コナン』あたりで年齢比較してみることが多いのですが、ここで試しに比較してみましょうか。

クレヨンしんちゃん』の場合

原作開始:1990年

アニメ開始:1992年

野原しんのすけ:5歳

野原みさえ:29歳

野原ひろし:35歳

野原ひまわり:0歳

近年では親子二世代でのファンが多い長寿アニメの一つですが、ごくごく一般的な家庭(と言っても野原ひろしは中々の勝ち組ですが)が描かれているということで、自分の家族と比べて見ているような人も多そうですよね。

劇場版の作品も人気ですが、本記事のテーマで語る上で外せないのが2010年に公開された超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁という作品。

これは未来のしんのすけの花嫁を名乗るタミコという女性が、未来のしんのすけを救うために5歳児のしんのすけの力を借りに来るという物語なのですが、そういうわけなので未来のしんのすけや春日部防衛隊にひまわりが描かれているのが興味深い作品なのです。

公開時期的に、『クレヨンしんちゃん』の原作やアニメが始まった頃にしんちゃんと同世代だった子供が成人を迎えて数年後になる作品であり、そういう意味でも大人になったしんちゃんが登場する作品という所に何かしらの意図を感じずにはいられません。

そして、そんな作品ですら今から10年前の作品になるわけで、時間の流れとは怖いものです。(笑)

ちなみに、しんのすけの生年月日は原作開始時点をリアルタイムと仮定すると1985年生まれということになります。1985年生まれの人にとっては一緒に成長してきた同級生というわけですね。

まあ、しんのすけは永遠の5歳児ですが。

本記事の筆者である僕も丁度1985年生まれなのですが、なんと今年でひろしと同い年になります。怖い怖い・・

しんのすけからオバサン扱いされるみさえよりは完全に年上で、みさえくらいの年齢の女性は普通に若くて可愛らしく見えるオジサンです。

元はしんのすけと同い年であったことを考えると、いかに『クレヨンしんちゃん』が長命な作品であるかが伺えますね。

名探偵コナン』の場合

原作開始:1994年

アニメ開始:1996年

少年探偵団:6~7歳

工藤新一:16歳

毛利小五郎:38歳

阿笠博士:52歳

少しズレがありますけど、『クレヨンしんちゃん』と似たような感覚を持てるのが『名探偵コナン』です。

個人的には工藤新一や毛利蘭と同い年になった時に少し大人になったように感じたのを覚えています。今思えば16歳くらいだとまだまだ子供ですが。(笑)

小さくなった名探偵のコナン君と連載開始時に同い年だった人は、2004年に工藤新一と同じ16歳、2020年現在は32歳でそろそろ毛利小五郎が見えてきています。

そう考えるやっぱり時間の流れって怖い怖い・・

さすがに阿笠博士はまだまだ先ですが、多くの人がそう感じるように大人になってからの時間の流れの感じ方は凄いスピードですし、それもあっという間なのかもしれませんね。

それまでには『名探偵コナン』もさすがに完結しているような気もしますが、連載開始時から『名探偵コナン』を読んでいた子供が阿笠博士と同い年になってもまだ読んでいる姿を想像すると感慨深くなります。