あるいは 迷った 困った

漫画、ラノベ、映画、アニメ、囲碁など、好きなものを紹介する雑記ブログです。

カシオのPX-S1000がメッチャ素敵な電子ピアノだって話。一人暮らしにオススメ!

f:id:Aruiha:20191029194548p:plain

casio.jp/emi/products/pxs1000/

 

こんにちは!

普段は漫画やラノベのレビュー記事を書いたり、囲碁のことばかり語ったりしているけど、実はピアノも好きなあるいはと申します。

どれくらいピアノが好きかというと、上京してからテレビや炊飯器より先に電子ピアノを準備したくらいといえば伝わるでしょうか?

まあ、習っていたわけでもなく下手の横好きでしかないんですけどね。(笑)

ともあれ、上京時に用意した電子ピアノは既に10年以上もお役目を果たしてくれたということで、この度新しく電子ピアノを買い換えることにしました。

たまたま店頭で見かけたカシオの『Privia PX-S1000』に一目惚れしてしまったので、もう少し現役で動けそうな様子もあった『Privia PX-120』には早めに引退してもらうことにしたわけです。

今までご苦労様でした♪

・・で、既に気付いた人もいると思いますが僕が使っている電子ピアノは新旧ともにカシオのPriviaのシリーズとなります。

これはもともと「スタイリッシュで小型のデジタルピアノというコンセプト」の元にカシオから発売しているシリーズで、狭い部屋に一人暮らしをしている僕のような人、もしくは持ち運んで演奏したい人向けの電子ピアノで、2019年現在で約15年の歴史があります。

本記事は、『Privia PX-S1000』を購入して嬉しくなってしまった筆者が、『Privia PX-S1000』がどういう電子ピアノなのかを紹介するという建前の元にその喜びを発散しているだけの記事ではありますが、こらからピアノを買い換えようとしている人、ピアノを始めようと思っている人の参考になれば幸いだと思います。

?

そもそも電子ピアノとアコースティックピアノの違いは?

電子ピアノについて語る上で大前提として外せないのは、ずばりアコースティックピアノとの違いですよね。

アコースティックピアノとはいわゆる電子楽器ではない普通のピアノのことで、グランドピアノ(音楽室にあるアレ)やアップライトピアノ(背中が棚みたいになっているアレ)のことを指します。あまり詳しいわけではないですけど合ってますよね?

そして、恐らくピアノを弾いたことが無い人、あるいはどちらかしか触ったことのない人にとってはこの違いはあまりピンとこないのではないかと思います。

なぜなら最近の電子ピアノは、音だけならアコースティックピアノに勝るとも劣らないからです。

ピアノの演奏動画を投稿されているユーチューバーは非常に多いですが、電子ピアノでも高いクオリティの演奏をされている人はたくさんいますよね?

だから何も知らなければ、最近の電子ピアノはもはやアコースティックピアノ並みであると思っている人も多いのではないかと思います。

しかし、両方を弾いたことがある人なら分かると思いますが、この二つは全く別の楽器と言っても過言ではないくらいに別物です。

そして、その最たるものがタッチの差となります。

電子ピアノの軽いタッチと比較して、アコースティックピアノの少しばかりの弾力と振動のあるタッチは、一度体験すれば電子機器に出せるものではないということに気付くことができるはずです。

アコースティックピアノのタッチは演奏者にとって本当に心地良いもので、それだけはいくら電子ピアノが発達してもなかなか到達できないもので、どれだけ電子ピアノが発達してもアコースティックピアノが無くならない理由のひとつにもなると思います。

なんてことを言うと、電子ピアノの方がアコースティックピアノより劣っているように感じられるかもしれませんが、必ずしもそうとは言えません。

この記事を書いているのが電子ピアノを購入して喜んでいるヤツだということを忘れないでください。(笑)

というわけで、まずはどういう人に電子ピアノ(ここでは『Privia PX-S1000』の前提)がオススメできるのかを語っていきたいと思います。

電子ピアノの魅力

演奏時の心地良さはとても重要ですが、電子ピアノには電子機器であるからこそのメリットがあるのも事実です。

それでアコースティックピアノと比較してメリットを上げていきましょう。

  1. 場所を選ばない
  2. 近所迷惑にならない
  3. メンテナンスが楽
  4. 機能が演奏にとどまらない
  5. 価格が安い

・・とまあ、こんな感じでしょうか?

基本的にアコースティックピアノって一度配置したらそう簡単に場所は変えられない家具と同じです。重量だって半端ではありません。

それに対して電子ピアノは非常に軽い。特にPriviaシリーズは前述したとおり「スタイリッシュで小型のデジタルピアノというコンセプト」の商品となります。

その小ささはアコースティックピアノには何世紀進化しても出せない魅力です。

特に『Privia PX-S1000』の小ささは本当に凄い!

僕ははじめ店頭で見た時、それが88鍵の普通のピアノではないと錯覚してしまいました。(笑)

そんなPriviaシリーズのおかげで、都心の小さな部屋で一人暮らししている人でも比較的容易に自宅にピアノを置くことができるようになったわけですね。

アコースティックピアノでは、はっきり言って無理です。

部屋が狭くなる以上に床が抜けかねません。(笑)

それに仮に場所の問題をクリアしたとしても、大抵の場合ピアノは騒音問題の原因になってしまいます。アコースティックピアノの音量と振動の大きさって、たぶん実際に自宅で弾いたことのない人からすれば想像以上のものになると思います。

ピアノって優しい音のイメージがあるし、例えば店頭で弾いたことがあったとしてもそこまで音が大きいとは感じないはずですが、それでも普通の家の中では通常発せられないくらいの爆音なんです。

考えてみれば当然で、マイクも無い時代から広い場所で演奏されてきた楽器なんですものね。

しかし、電子ピアノならその心配は不要。音量を下げることもヘッドホンを使うことも自由ですから。

そして電子機器なのでメンテナンスらしいメンテナンスは要りません。鍵盤の間にホコリがたまりやすいのでお掃除が必要なくらいでしょうか?

アコースティックピアノの場合は常に調律しなければいけませんし、その費用だって結構なものです。調律くらいしなくても自分の耳じゃ全く違いが分からないって言う人もいるそうですが、メンテナンスを怠ると意外と変な響き方が気になるようになってきたりするものです。

そして、これは電子ピアノが電子楽器であるからこその利点ですが、当然電子楽器であるが故にその機能は演奏にとどまりません。スマホとだって連携できて非常に多機能です。

個人的には演奏さえできれば十分満足という感じでもあるのですけど、それでもこれはアコースティックピアノには無い魅力でしょう。

そして、何よりも価格が安い。下手したら自動車くらいの高い買い物となるアコースティックピアノと違い、電子ピアノはピンキリではありますが非常に安い。

10万円以下でも非常にハイクオリティの電子ピアノが購入できます。

Privia PX-S1000』も価格は6万前後というところですね。

そんな感じで電子ピアノの良さをあげつらいましたが、実はそれでもアコースティックピアノを演奏した時の心地良さを鑑みると、弾ける環境があるのならばアコースティックピアノの方が良いというのが本音だったりします。(笑)

とはいえ、アコースティックピアノはハードルが高くでも電子ピアノは大したことがありませんし、それに演奏時の心地良さの点でも電子ピアノはかなり進化しています。

実は、『Privia PX-S1000』に買い換えようと思うようになったキッカケが『Privia PX-S1000』の鍵盤のタッチが以前の電子ピアノよりかなり進化していると感じたことが理由でした。

えっ、これで電子ピアノなの!?

・・って、店頭で触ってみた時に、もっと高価な電子ピアノ以上に鍵盤のタッチが良いと感じたんですよね。

さすがにアコースティックピアノには及びませんが、それでもかなり近づいてきていると思えたわけです。

つまり、アコースティックピアノのデメリットはそうそう改善することはありませんが、電子ピアノのデメリットはどんどん改善方向に進化している。

そう考えると、もしかしたらこうして進化していくこと自体が電子ピアノの最大の魅力なのかもしれませんね。

どんな人にオススメできるか?

さて、では『Privia PX-S1000』がどんな人にオススメできる電子ピアノなのかを上げていきたいと思います。

  1. 都内の狭い部屋に住む人
  2. 少しでも本物志向の人

一つは、ピアノは弾きたいけど部屋が狭くて置けないと思っている人に『Privia PX-S1000』は本当にオススメです。

Priviaシリーズの小ささは昔からのものですが、それでも『Privia PX-S1000』は特筆して小さい。

僕は、六畳一間に机付きのパイプベッドという「学生か!」と自分でもツッコミたくなるような部屋に住んでいるのですが、十分なんとかなるレベルです。

f:id:Aruiha:20191030210121j:plain

そして、実際に配置したイメージがコチラ。

汚い部屋でスミマセン!

以前はピアノ用のスタンドを使っていたのですが、カラーボックスを活用することでスペースを有効に活用するなんて知恵を発揮しています。(笑)

そして、そんな知恵の有無にかかわらずとにかく小さい。いや、88鍵もあるピアノなのでそれなりに大きくはあるのですが、とにかく最低限ギリギリまでそぎ落としたという印象の小ささです。

これはアコースティックピアノでは絶対に実現しない小ささで、誰にでも気軽に自宅に置けるのが嬉しいですよね。

また、『Privia PX-S1000』は形状もスタイリッシュでインテリア的にも素敵ですし、現在はブラックとホワイトとレッドの三色が選べるので、どんな部屋にも合わせやすいです。

個人的にはレッドが気に入ったので写真の通りレッドを選びました。

かなり強烈な赤ですけど、存在感が強すぎてイヤらしいなんてこともなく、見事に部屋に溶け込ませることができたと感じています。

・・なんて、デザイン的な素晴らしさが際立つ『Privia PX-S1000』ですが、前述したとおり鍵盤のタッチに強弱に対する反応も素晴らしい。

少なくとも、10万円以下の価格帯の電子ピアノの中では抜きんでているのではないかと感じます。もっと高価格の電子ピアノも触ってみましたが、それでも『Privia PX-S1000』が一番良いと感じました。

まあ、下手の横好きのド素人の意見なのでその辺は実際に自分で触れてみるのが一番ではあると思いますが、逆に言えばド素人でも違いを感じられるくらい良かったとも言えるのかなぁと思っています。

だから、少しでも本物のピアノに近い演奏がしたい人は一度触ってみて欲しいですね。