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紙媒体派の僕がKindle端末を購入してみた結果・・読書がはかどる!

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こんにちは!

本を読むなら断然紙媒体派のあるいはです!

・・なんて自己紹介してみたものの、最近興味本位で電子書籍リーダーであるKindle端末を購入してしまいました。(笑) 

なんでかって、最近電車に乗っているとKindle端末で読書を見かけていることも多くなってきて、どんなものかという興味本位で手を出してみたわけです。

電子書籍リーダーなるものが出始めた頃というのは、ちょうどスマホタブレット端末が普及し始めた頃と一致することもあって、正直そこまで生き残るガジェットではないと思っていました。

それなのにどうしてKindle端末で読書している人があんなにいるんだろう?

そんな疑問がKindle端末に興味を持ったキッカケとなります。 

自分で使ってみたらわかるだろう・・ってね。

そもそも、考えてみれば使ったこともない癖に紙媒体派を主張していたのも浅慮が過ぎるというもの。

というわけで本記事では、紙媒体派の僕がKindle端末を購入してみた結果、想像以上に読書が楽しくなったという話をしたいと思います。

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紙媒体VS電子書籍

前提として僕は読書が好きです。

本ブログで主に取り扱っているのも書籍のレビュー記事ですしね。

そして、読書以上に書店や本を購入するという行為、そして本そのものが好きなのです。

そして、それが僕が電子書籍リーダーというものを敬遠し、紙媒体派を主張していた理由なのです。

電子書籍リーダーでは、書店に行く必要はなく、本を購入するという行為も少々味気ないし、本来は一冊一冊に個性があるはずの本という物体はなく、あるので電子データだけという十全たる事実が存在します。

だから僕は電子書籍リーダーが紙媒体の本に敵うことは絶対に無いと思い込んでいました。

しかし、それは紙媒体の良いところが電子書籍リーダーには存在しないということだけに着目していて、では電子書籍リーダーの良いところって何なのかということから目を背けているだけでした。

電子書籍リーダーにも、紙媒体の本には無い良いところが確かに存在すると、実際にKindle端末を使ってみて理解したのです。

実は、結論から言えば僕はKindle端末を使ってみて、そのすばらしさを理解した上でやっぱり紙媒体派ではあるのですが、Kindle端末にも紙媒体には無い良さがあることも確かなので、今後はKindle端末と紙媒体の本とを使い分けることになりそうです。

Kindle端末とは

そもそもKindle端末とは、2007年にAmazoneが発売した電子書籍リーダーとなります。

全く電子書籍に興味が無い人でも、Amazoneで書籍を購入しようとするとKindleという選択肢が選択できるようになっているので知っている人は多いと思います。

僕も昔、Kindleのことを知らなくて誤ってKindle版を購入してしまいそうになって「アレっ?」てなったことがあるのですが、Kindleの出始めの頃に似たような経験をした人は多いのではないでしょうか?

そして、Kindle版の書籍は別にKindle端末でなくともスマホタブレット端末でも読むことはできます。

僕も紙媒体派を騙っていながら、ごく稀に何かしらの事情があってKindle版を購入することもありましたしね。

ちなみに、その時はiPadで読んでいました。

しかし、そうなってくるとスマホタブレット端末でも読めるのにどうしてワザワザKindle端末を使うのか?

Kindle端末は何のためにあるのか?

そんな疑問を持たれることと思われます。

もちろん、Kindle端末だからこその良さはあるのですが、その辺は実際に使ってみた感想とともにお伝えしたいと思います。

Kindle端末を使ってみた感想

専用端末だからこその読みやすさ

スマホタブレット端末でもKindle版の書籍は読めますが、紙媒体派の僕としてはどうしてもそれだと本を読んでいるという気分に浸れません。

例えば、インターネットのニュース記事を読んでいるような、そんな感覚の延長に思えてしまうんですよね。

それにスマホのディスプレイは本としては小さすぎますし、タブレット端末は重くて大きすぎます。

本を読んでいたら余計な通知がポップアップしてくるのも鬱陶しいですよね。

また、最近のスマホの高解像度の鮮やかで明るい画面は、長時間の読書には明らかに適していません。

その点、Kindle端末は本を読むための端末ということもあって、その辺の問題点はすべてクリアされています。

文庫本サイズの大きさは本を読んでいる感覚に限りなく近いですし、通常の文庫本以上に薄くて軽くて持ちやすいです。

当然ながら余計な通知はポップアップしてきませんし、何より特筆すべきはそのディスプレイ。

スマホタブレット端末のディスプレイと言えば高解像度で鮮やかなものですが、Kindle端末のディスプレイは良い意味で簡素なものです。

まるで紙そのもののような反射の少ないディスプレイ越しの読書は、紙媒体の本を読んでいる時の感覚にかなり近いものとなります。

本を読むだけの端末に1万円以上かかるというのは明らかに贅沢品ではありますが、読書好きな人にとってはそれだけの価値がある端末であることは間違いありませんね。

ハイライト機能が素晴らしい

さて、ここまでスマホタブレット端末と比較した場合のKindle端末の良さを主張していきましたが、それだけなら正直まだ紙媒体の書籍よりKindle端末を選ぶまでには至りません。(僕にとってはですけど)

紙媒体には無い良さが、Kindle版書籍にあるハイライト機能やメモ機能です。

ちなみに、Kindle端末ではなくKindle版書籍と称したのは、スマホタブレット端末でも使える機能だからです。

本を読んでいて気になる部分にチェックしたりメモをのこしたり、更にはそれをPCでも確認できるというのは、紙媒体の書籍では味わえない面白さです。

例えば、小説を読んでいて感動したセリフなんかをハイライトで残しておいたりするような使い方ができますね。

特に、僕は本ブログで書籍のレビュー記事を書いていたりするので、この機能はもの凄く役立っています。

というか、特に記事にするつもりもない書籍でも、面白くて色々残してしまっていますし、今まで以上に一つ一つの文章に対して集中して本を読めるようになったような気もします。

気のせいでしょうか?(笑)

バッテリー長持ち

地味に嬉しいのがバッテリー持ちの良さ。

使い方にもよるもののスマホタブレットは毎日充電が必要ですが、Kindle端末は機能が特化しているからか、めちゃくちゃバッテリーの持ちが良いです。

充電の必要性を忘れてしまいそうになるくらいなので、読書中に充電切れを気にする必要はありません。

この辺、電子機器としてはポイントが超高いです。

Kindle端末の種類

Kindle

最も安価なモデルです。

上位機種との主な違いとしては、解像度の低さと防水機能の有無が挙げられます。

解像度が低いのでKindle端末で漫画を読みたい人は上位機種を選んだ方が良さそうですが、小説が読めたら十分という人なら無印のKindleでもありかもしれませんね。

容量も上位機種に比べたら小さいですが、小説しか読まないのであれば数千冊保存できるだけの容量がありますし、十分すぎるくらいではないでしょうか?

ちなみに、プラス2000円で「広告なし」のモデルが選べます。

読書に集中できる端末の良さを最大限にするためには、「広告なし」のモデルを選ぶべきなのではないかと思います。

Kindle Paperwhite(おすすめ!)

無印のKindleに比べて解像度が高く容量も多いので、漫画も読みたい人はPaperwhiteを選ぶべきでしょう。

その他の違いは、バックライトが少しだけこちらの方が明るいらしいのと、防水機能の有無でしょうか?

その辺にこだわりが無ければ、無印とPaperwhiteのどちらを選ぶのかの基準は「漫画も読むか否か」になると思います。

とはいえ、Kindle端末を購入するような人はそれなりに長く使うつもりがあるはず。

そう考えれば、たった5000円差(といっても大金ですが)をケチって後から後悔するよりも、バランスの良さそうなPaperwhiteを選んだ方が無難かもしれませんね。

ちなみに、僕が購入したのもPaperwhiteとなります。

Kindle Oasis

Kindle端末の最上位モデルですね。

下位モデルとの最大の違いはページ送りボタンの有無とディスプレイが少しだけ大きいことでしょうか。

ページ送りボタンは便利そうですが、スマホタブレットの操作に慣れている現代人にとっては、プラス2万円近く出してまで欲しい機能ではないような気がします。

また、もともとはPaperwhiteとの違いとして防水機能の有無があったようですが、現在のPaperwhite自体現在は防水機能があるので、Oasisだけ特筆して良い部分というのは現状見当たらないような気がします。

本を読むだけの端末としてはかなり値が張るので、やっぱりPaperwhiteが一番バランスが良さそうに見えますね。

とはいえ、Paperwhiteより優れていることは間違いないので、とにかくハイエンドのものを使いたい人向けのKindle端末になるのではないかと思います。

Kindle関連サービス

紙媒体派だった僕は寡聞にして知りませんでしたが、kindle unlimitedという素晴らしいサービスがあるようです。

これは月額僅か980円で、Kindle版の書籍が読み放題になるというサービスで、当然ながらすべての書籍が読めるわけではないものの、和書だけでも12万冊が対象になっているようです。

よくわからない本ばかりなんじゃないかと思いきや、結構な人気作も混じっていてかなりお得な感じですね。

まあ、これをお得と感じるかは当然ながら人それぞれなのですけど、980円といえばどんなに安い本でも1~2冊は変えてしまう金額となります。

少なくとも1か月間で本にかける金額が1万円を超えている僕にとっては、明らかにお得なサービスだと感じました。

例えば、待ち合わせのちょっと手持無沙汰な時とかに対象の書籍を無料で読んでみるって使い方が良さそうですね。

kindle unlimitedには30日の無料体験期間もあるので、まずは試してみてはいかがでしょうか?