あるいは 迷った 困った

漫画、ラノベ、映画、アニメ、囲碁など、好きなものを紹介する雑記ブログです。

新時代『令和』のトレンドは何になる? 平成を思いだして夢を見る。

f:id:Aruiha:20190405064410p:plain

 

新時代こんにちは!

新時代『令和』がすぐそこに迫ってきて、いよいよ平成時代が名残惜しくなってきましたね。

それにしても、約30年続いた平成時代ですが本当に色々なことがありました。

出来事だけではなく、生活スタイルも平成の最初と最後では大きく変わっているように感じます。

それはもう、今の生活に慣れている人には回帰不可能なくらいの違いですよね?

誰もがスマホ片手に情報の海を航海できる日を、平成初期の人間は夢見ることはあっても想像もしなかったに違いありません。

バブルの崩壊という低成長の時代から始まる平成時代ですが、結果だけ見れば人々の生活スタイルがここまで変化する結果になっているのが興味深いです。

昭和の後期から、今なお続いているとされる第三次産業革命(デジタル革命)における変化の時代。

平成時代はまさにその中心にあったのがその理由だと思います。

2019年1月2日、3日にNHKにて『平成ネット史(仮)』という番組が放送されましたが、インターネットという第三次産業革命(デジタル革命)における最も象徴的な存在を軸に平成を振り返っているのも、まさに平成イコール第三次産業革命(デジタル革命)の時代であることを示唆しているように感じられました。

そして、今は第三次産業革命(デジタル革命)から地続きにある第四次産業革命と言われる時代の黎明期にあたります。

AIやIOT、仮想通貨にブロックチェーン、自動運転にチャットボットなど、ここ数年で注目度の高まってきた新興技術ですが、今はまだ実用化されていても実験的なものであったり、まだまだ一般化しているとまでは言えません。

しかし、平成初期にはインターネットや携帯電話なんてものを利用する一般人がいなかったことを思えば、令和の未来には今では想像もできないような世界が広がっているかもしれませんね。

本記事では、平成初期と現在、そして令和の未来に対して想いを馳せたいと思います。

?

平成初期と現在

平成初期と現在の一番大きな違いは何でしょうか?

それは、やっぱり世間に広がる情報量なのではないかと思います。

インターネットと携帯電話。

この2つがもたらした日常生活への影響は計り知れませんよね。

それに情報に関する違いは、『量』だけではありません。

例えば、平成初期に一般人が共有していた情報の源はテレビや新聞・ラジオといった一方通行に情報を伝える媒体が主でした。

だから、誰もが知っている音楽、誰もが知っている番組を始め、みんなで共有している情報がとても多く、ある意味では同じ情報を共有しているという連帯感も強かったように思います。

僕は平成の前半に子供時代を過ごしましたが、基本的にはそういう連帯感の中で育ったという感覚があります。

しかし、今の子供はそうではありませんよね?

情報の源は一方通行なものではなく、自分から探して取捨選択するようなものに変化してきていて、それだけ多様的なものになってきています。

それは、平成初期と現在の大きな違いなのではないでしょうか?

また、情報は享受するだけのものではなく一般人でも広く発信できるようにもなってきています。

僕がこうしてブログの記事を書いているのもその一例ですし、YouTubeのような動画投稿サイトに動画を投稿する一般人が一種のアイドルのように扱われているのも、まさに情報発信が一方通行なものではなくなったことを示していますよね。

そして、その情報の扱いを変化させる一因となったインターネットですが、今では誰もが片手に収まるスマホというツールで手軽に利用できるようになっているわけです。

スマホは電話の延長にあるツールですが、意外と電話の機能として利用することは稀だったりする人も多いと思います。

最初は電話をポケットに持ち歩けることが画期的だったはずが、もはや電話の機能はオマケとまでは言わないまでも、機能の一つでしかないくらいになっているのは、それだけ情報を発信するツールが多岐に渡っているからに他なりませんね。

SNSなどはその最たるものです。

平成初期と言えば、僕もあまり知りませんがポケベルという数字だけを送れるツールが画期的だったようです。

そう考えれば、平成初期の人間にとって現代の社会は、それこそSF的なツールが溢れた世界に見えるのかもしれませんね。

ちなみに、以下の記事に平成のアニメを振り返ると同時に平成の出来事を1年ずつ振り返っているので、興味があるかたは是非ともご覧ください!

www.aruiha.com

令和の未来

インターネットも携帯電話も、全く一般的ではなかったものの平成初期には存在していたものになります。

完全に黎明期であり、それがどのような形で一般化するのかは未知数でした。

いや、もちろん一部の専門家はそういうことを考えていたのかもしれませんが、一般人で現在の社会を想像できた人はいないでしょうね。

そう考えると今はまだ黎明期にあるようなIT技術の中には、令和の何年になるのかはともかくとして一般化されていたり、想像もしないような形で進化していたりするかもしれないと思ってしまいます。

ここでは、現在のITトレンドをベースに令和の未来を想像してみたいと思います。

自動運転技術

概念そのものはかなり昔から存在している自動運転技術ですが、ある意味ではとっくに一般的になっています。

自動運転技術は、その自動化の度合いによってレベル5までに分類されていて、自動ブレーキなどはレベル1の自動運転技術に分類されています。

その辺、普通に一般化されていますが、やっぱり完全に運転者を必要としないレベル5段階の自動運転技術には憧れますよね。

しかし、令和2年となる東京五輪に向けてレベル4の自動運転技術の実現が目指されています。

レベル4とは、完全には至らないものの限定条件下であれば運転者を必要としないレベルの自動運転技術となります。

素人考えながらレベル4と5の間にはまだまだ壁はありそうな気がしますが、意外と近い内に無人の自動車なんかを見られる社会が登場するかもしれませんね。

とはいえ、自動運転に関してはその技術そのものよりも法律関係の整備の方が難しそうで、実現してから一般化するまでは時間が掛かりそうな気がします。

運転者のいない自動車の事故の責任はどこにあるのかとか、保険適用の問題とか、ちょっと考えただけでは結論が出そうにありませんね。

IOT

いわゆる『もののインターネット』と呼ばれるIOTは、実現という意味では普通に実現されている技術です。

IOTとしての機能を備えた機器は普通に販売されていますよね?

スマホと連動する電化製品など珍しくも無くなってきていますが、しかし一方でそれを便利に使いこなしている人は意外と少ないような気もします。

僕もスマホと連動する機能を備えたものをいくつか持っていますが、使うことが無い上に、知らないだけで実はそういう機能を備えたものを持っていたりもするかもしれないくらいです。

何か爆発的に広まるキッカケがあれば、今とは違った生活が待っているかもしれませんね。

チャットボット

平成どころか昭和の中期から存在する技術ですが、最近AIの進化に伴い注目度が高まっている技術です。

これは多岐に渡る可能性を秘めた技術なので、どんな形で広まるのかが興味深いところです。

例えば、いわゆるメールマガジンというものは今後チャットボットに置き換わっていくことが想像されます。

一方通行的なメールマガジンではなく、双方向に本当に興味があることだけを配信してくれるシステムなんかが一般化すれば、鬱陶しいメールマガジンラッシュが無くなって嬉しい限りですよね。

それに、現在でもチャットボットを搭載したWebサイトをたまに見かけますが、現在のインターネットは情報の取捨選択は各個人がしているといっても、あるサイトにたどり着いてから見る情報はさすがに一方通行です。

そういう部分まで双方向にする可能性をチャットボットは持っていますよね。

また、何かしらの説明書といったものも、チャットボットに姿を変えていくことになるのではないかと想像します。

AI

やっぱり大本命はAIですよね。

AI技術に関する最先端はしばしばニュースにも取り上げられますが、それだけ注目されているってことは間違いありません。

それに、例えばチャットボットなんか最たるものですがAI技術の進化が根幹となって、併せて進化しようとしている技術も少なくありません。

『情報』の平成に対して、『AI』の令和になるのではないかと、僕はそう思います。

特に、人間のように学習・推論するAIと、人間のように対話するチャットボットの組み合わせには期待大ですね。

しかし、AIにできることが増えてきた場合、AIがやることに対する責任問題など法的な問題が課題として浮上してきそうです。

そういう問題に関わっていくのが令和を生きる人々の役目なのかもしれませんね。