あるいは 迷った 困った

漫画、ラノベ、映画、アニメ、囲碁など、好きなものを紹介する雑記ブログです。

2019-01-01から1年間の記事一覧

『ダイの大冒険(5)』原作ゲームにまで影響を及ぼす名作の感想(ネタバレ注意)

// パプニカ王国の戦いにもひと段落する5巻です。(前巻のレビューはこちら ) 考えてみればフレイザードってボス級の敵の中では、最初の最も完全な悪役らしい敵で、最初のさすがに同情を禁じ得ない死に方をした敵でもありますね。 何だかんだ、フレイザード…

『空の青さを知る人よ』大人と子供の青春を描いた物語の感想(ネタバレ注意)

soraaoproject.jp 『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』 『心が叫びたがってるんだ。』 そんな二つの名作とともに三部作に位置付けられている作品ということで、とても期待して心待ちにしていたのが『空の青さを知る人よ』という作品でした。 埼玉県…

『ダイの大冒険(4)』原作ゲームにまで影響を及ぼす名作の感想(ネタバレ注意)

// レオナと再会する4巻です。(前巻のレビューはこちら ) 4巻ではついにパプニカ王国王女のレオナと再会しますが、ちょうどフレイザードに攻められている大ピンチの状況でのこととなります。 ヒロインのピンチに現れる救世主の主人公ダイ。 まさに勇者です…

『八雲さんは餌づけがしたい。(8)』隣の男子高生に合鍵を渡す未亡人ってどう?(ネタバレ含む感想)

// ちょっと普通ではお目に掛かれないような料理が描かれている漫画も飯テロ度は高いですが、『八雲さんは餌づけがしたい。』に登場する料理は八雲さんが家で作っているものばかりで自分でも作れてしまいそうなものが多いこともあって、飯テロ度はより高いか…

『ダイの大冒険(3)』原作ゲームにまで影響を及ぼす名作の感想(ネタバレ注意)

// 最後のアバンの使途ヒュンケルが登場する3巻です。(前巻のレビューはこちら ) アバンの使途は全部で5人。 ダイ、ポップ、マァム、現時点ではアバンの使途であることが明言されていませんがレオナ。 そして、3巻で初登場するヒュンケルですね。 しかし、…

『昭和オトメ御伽話(3)』前作ヒロインと百合百合している漫画の感想(ネタバレ注意)

// 桐丘さな先生の描く女の子は相変わらず、マジで可愛らしいですね。 可愛らしいけど行く先不透明のダークな物語『昭和オトメ御伽話』も3巻目となります。 2巻のレビュー(こちら)では、仁太郎の中の羅刹が顔を見せてくる展開を予想していましたが、見事に…

『いとなみいとなめず(2)』結婚してから始まる恋愛って感じが初々しい漫画の感想(ネタバレ注意)

// 実は現実にもお互いに本当に愛が芽生えるのは結婚した後になってからというケースがあるらしいというのは聞いたことがあります。 というか、今でこそ少ないと思いますが昔は一般的ですらあったのかもしれません。 いわゆるお見合い結婚の場合がそれに該当…

『ダイの大冒険(2)』原作ゲームにまで影響を及ぼす名作の感想(ネタバレ注意)

// 外の世界に出ての冒険が始まるって感じの2巻です。(前巻のレビューはこちら ) 1巻ではデルムリン島という狭い閉じられた世界の物語が描かれていましたが、2巻からはデルムリン島の外に飛び出して世界が広がっていくように感じられてきます。 これはファ…

挑戦者求む!『魔法陣グルグル』カルトクイズ、ファンなら答えられて当たり前!?

// 一番好きな漫画を問われたら、思い出補正もあるけど『魔法陣グルグル』だと答えるあるいはと申します。 本ブログのヘッダ画像にも『魔法陣グルグル』の登場人物の一人であるジュジュちゃんのイラスト、それも普段イラストなんて描けないのに頑張って描い…

『タイムスリップオタガール(5)』中身大人でも子供の世界で上手く立ち回れるとは限らない話(ネタバレ含む感想)

// 1996年というのは個人的にも何だかノスタルジックに感じられる年代で、『タイムスリップオタガール』の主人公であるはとこと同世代(タイムリープ前)の読者にとっては共感しやすいところの多い漫画なのではないかと思います。 はとこは1996年に中学生な…

『可愛いだけじゃない式守さん(2)』彼氏の母親すら虜にするイケメン女子(ネタバレ含む感想)

// 相変わらずイケメン女子の式守さんが格好良くて可愛すぎる漫画『可愛いだけじゃない式守さん』。 1巻では格好良い部分の方が強く押し出されていましたが、2巻では女子的な可愛らしい部分が強調されているように感じるのは、実際にそうなのか式守さんとい…

『ダイの大冒険(1)』原作ゲームにまで影響を及ぼす名作の感想(ネタバレ注意)

// 『ダイの大冒険』は、RPGというジャンルを世間に広めた名作ゲーム『ドラゴンクエスト』の設定や世界観を元にした名作漫画となります。 完全にオリジナルストーリーでゲームとの接点はないので『ドラゴンクエスト』というゲームが原作だというと語弊がある…

『ガンバ!Fly high(3)』鉄棒といえば藤巻駿という最初の一歩が感じられる一冊です。(ネタバレ含む感想)

// 『ガンバ!Fly high』の文庫版も3巻目になりますが、一気に全巻読み返すのも面白いですけど、文庫版発売日に合わせて少しずつ読んでいくのも味わいが合って良いですね。 また、これだとかなりゆっくり読み返すことになるので、何度も繰り返して読んだ作品…

『ぽんこつポン子(1)』じじいとメイドロボという新しい組み合わせの漫画の感想(ネタバレ注意)

// なんとなく『まほろまてぃっく』みたいなのを想像していたら違いました。(笑) 『ぽんこつポン子』は、子供も独り立ちして妻にも先立たれた独り身の老人のもとに家政婦協会から遣わされたメイドロボットがやってくることで始まる共同生活が描かれたハー…

『咲宮センパイの弓日(1)』ゆるめの女子高生の裏稼業のギャップが面白い漫画(ネタバレ含む感想)

// 『咲宮センパイの弓日』は、弓道の腕はピカイチだけどかなり天然女子高生でもある咲宮先輩が、実は殺し屋のバイトをやっているというなかなかにアグレッシブな設定の漫画となります。 いや、「普段は普通の高校生が実は裏の世界で・・」みたいな設定自体…

『可愛いだけじゃない式守さん(1)』基本可愛くて時折男前の式守さんが魅力的な漫画の感想(ネタバレ注意)

// 『可愛いだけじゃない式守さん』はタイトル通りの作品。 ヒロインの式守さんに可愛いだけじゃない何かがあるのですが、まあ簡単に言うと式守さんは基本的にはとっても可愛らしくて温厚なんですけど、時折彼氏であり主人公でもある和泉くんをドキッとさせ…

『ヤクザの大親分が幼女に生まれ変わった話(1)』幼女ヤクザが可愛い漫画の感想(ネタバレ注意)

// Twitterやらpixivやら、近年はネット発の漫画作品が増えてきましたね。 こういった作品には、有名誌の連載作品とかに比べて味わいが薄いところがあるような気がしなくもないのですが、なんだか違った味わいもあって定期的に読みたくなるような魅力がある…

『ラブひな(14)』現代お約束ラブコメの原点とも言える作品の感想(ネタバレ注意)

ついに大団円の最終巻となります。(前巻のレビューはこちら ) 一緒に東京大学に行って幸せになるという幼い約束を、長い長い時間を掛けて守る形でのエンディングとなりました。 世の中にはラストが想像できないフィクション作品と、容易に想像できて最初か…

『ひまわりさん(10)』まつりの登場頻度少な目でひまわりさんが寂しそう?(ネタバレ含む感想)

// お久しぶりの『ひまわりさん』の最新巻。 かなり息の長い作品ですが、とうとう二桁巻の大台に乗りましたね。 ひまわりさんという一人の町の本屋さんの店主の魅力を見つけていくような側面の強い作品だと思いますが、大人しいわりに自然に周りに人が集まっ…

『りゅうおうのおしごと(8)』感想戦の2人が雅に活躍する一冊です(ネタバレ含む感想)

本記事は将棋ラノベの名作である『りゅうおうのおしごと!』の魅力を、ネタバレ含む感想を交えて全力でオススメするレビュー記事となります。 山城桜花。親友同士の三番勝負を描いた8巻目となります。

『のんのんびより(14)』TVアニメ3期制作発表後最初の一冊の感想(ネタバレ注意)

// こういう日常系作品は好きだけど、特筆してもの凄く好きって作品はあまりありません。定期的に読みたくなるけど、違いがあまり分からないというか、流行りの音楽が全て同じに聞こえるお年寄りみたいなことを思ってしまいます。 そういう意味で『のんのん…

『桐谷さん ちょっそれ食うんすか!?(7)』新たな雑食の世界が開ける最新巻の感想(ネタバレ注意)

// 明らかにペットっぽい水槽の中の亀を美味しそうに眺める桐谷さんの表紙。 こんな表情じゃなきゃ微笑ましいひと時って感じですけど、既刊を含めても桐谷さんのヤバイ人感が一番かもしれませんね。(笑) 相変わらず多くの人にとっては飯テロになり得ないグ…

『ラブひな(13)』現代お約束ラブコメの原点とも言える作品の感想(ネタバレ注意)

ひなた荘の住人全員ラブラブって感じの13巻です。(前巻のレビューはこちら ) // 前巻でついに恋人同士になった浦島景太郎と成瀬川なるでしたが・・って、それでいいんですよね? この二人、どちらも煮え切らない性格で今までも進展しているのか進展してい…

『りゅうおうのおしごと(7)』ラノベキャラに年齢制限は無いと思わされる一冊です(ネタバレ含む感想)

本記事は将棋ラノベの名作である『りゅうおうのおしごと!』の魅力を、ネタバレ含む感想を交えて全力でオススメするレビュー記事となります。 将棋界の重鎮たちという、ラノベキャラとしてはかなり年配のキャラクターの活躍が珍しい7巻目となります。

『私以外人類全員百合(1)』百合と王道SF設定の融合漫画の感想(ネタバレ注意)

// 『私以外人類全員百合』。 なかなか強烈なタイトルの漫画ですが、友人に勧められたのと絵柄が好みだったこともあって読んでみました。 ある時期から急激に増えましたよね。 『百合』というキーワードを前面に押し出したり感じさせたりする作品が。 僕の場…

『いじめるヤバイ奴(4)』サイコパスハーレムが広がる漫画の感想(ネタバレ注意)

// 主人公の周りにたくさんの女子が集まってくる。 そんな事実だけを切り取るとよくあるハーレム漫画のようですが、『いじめるヤバイ奴』の場合は主人公の周りに集まってくる女子はろくでもないサイコパスばかりです。(笑) 4巻ではまた一人ヤバイ奴が増え…

『図書館の大魔術師(3)』美しすぎる第一章完結巻の感想(ネタバレ注意)

// なんて素敵で、綺麗で、美しいのだろう。 そして、それが第一章でしかないなんて、なんて壮大なのだろう。 ・・と、そんな風に感じさせてくれた漫画作品となります。 『図書館の大魔術師』の1巻を読んだ時に僕が抱いた感想は、実のところ肯定的ではあって…

『ガンバ!Fly high(2)』さすらいの転校少女の逆上がりのエピソードが素敵すぎます(ネタバレ含む感想)

// 懐かしの『ガンバ!Fly high』。文庫版2巻の感想となります。 原作はプロの漫画家ではなく元オリンピックの体操選手である森末慎二氏ということですが、はっきり言って下手なスポーツ漫画よりもはるかに素晴らしい人間ドラマが描かれている名作だと改めて…

『りゅうおうのおしごと(6)』将棋とAIの付き合い方がテーマの一冊です。(ネタバレ含む感想)

本記事は将棋ラノベの名作である『りゅうおうのおしごと!』の魅力を、ネタバレ含む感想を交えて全力でオススメするレビュー記事となります。 AIが将棋に与える影響が特徴的で、AIが育てた将棋という新しい世界を見せてくれる6巻目となります。

1980年代半ば生まれの人はアニメ英才教育世代だと思う件についての考察

// こんにちは! 自分はアニメ英才教育世代だと思っているあるいはと申します。 いきなり何を言い出すんだって感じかもしれませんけど、平成のアニメを振り返る記事を書いている時に、1980年代半ば生まれはアニメ英才教育世代だとふと思ったんです。 何故そ…